「Netflix」にて配信中の実写ドラマ「ONE PIECE」より、キャストと制作スタッフの本気度が垣間見える制作裏の映像が公開された。
映像では、ルフィ役のイニャキ・ゴドイが「この実写版『ONE PIECE』にチーム全員が情熱を注いでいる」と熱い思いを明かし、製作総指揮のマット・オーウェンズも「何年も前から作品の大ファンだった。既存のファンがいるのはすばらしいことだけど、期待に応えるという重い責任がある」と語る。
制作にあたってスタッフは原作を徹底研究したそうで、製作総指揮のスティーヴン・マエダは「単行本のSBS（「質問を(S)募集(B)するのだ(S)」の略である質問コーナー）もチェックした。キャラクターの誕生日や身長も載ってる。好きな食べ物もね。それらの情報はキャラクターに人間味をもたらす」とその徹底ぶりを披露。また、原作者の尾田栄一郎も制作陣と二人三脚で臨んでおり、マットは「尾田先生と先生のチームはずっと制作に関わってくれた。先生と会話できたのは貴重な経験だ。協力を得られたことで特別な作品になったと思う」と興奮気味。
視覚的要素も原作をリスペクトしており、白黒のイラストから実写に落とし込むにあたり、制作陣はイラスト集「COLOR WALK」を参考にしたという。衣装デザイナーのダイアナ・シリアーズは「衣装のデザインや質感を原作に忠実に再現できたと思う」と自信を見せ、ナミ役のエミリー・ラッドも「衣装のデザインは素晴らしい！ファンなら気付くこだわりが詰まってる」と解説しており、全てにおいて、原作の世界観を尊重し完成させた。
また、マットは「マンガと映像の中間地点を目指した。原作に変更を加える場合は必ず尾田先生に相談した」とこだわりを告白。ラストには、キャストや制作スタッフが「『ONE PIECE』の魂が詰まった作品」、「尾田先生が作り上げたこの素敵な世界観の中で我々は表現させていただいてるんです」と、リスペクトを込めてコメントしている。
Netflixシリーズ「ONE PIECE」は独占配信中。
