岡田将生主演映画『ゴールド・ボーイ』の公開が決定した。
それは、完全犯罪のはずだった。まさか、少年たちに目撃されていたとは――。
本作は、中国の作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の代表作「坏小孩」(The Gone Child)の映画化。
2020年に動画サイト「iQIYI」(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、総再生回数20億回越えを記録と、中国では社会的大ヒットに成長。日本では、2021年1月にWOWOWで「バッド・キッズ 隠秘之罪」として放送、小説翻訳版「悪童たち」(上・下)も刊行された。
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画像:amazon.co.jp
今回の映画化では、平成『ガメラ』3部作を手掛けた金子修介が監督を務めた。そして、岡田さんが狂気あふれる主人公の殺人犯・東昇を怪演し、自身の新境地となる悪役の演技に挑戦。
「とても挑戦的な企画でした。そして挑戦しがいのある役でした」とふり返った岡田さんは、「この作品と向き合うのにはかなり自分自身が消耗するなと思いました。ですがやらせて頂く事を決心しました」とコメント。
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鍵を握る少年たちには、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志を抜擢。大人と子どもが交錯しながら、騙し、欺き、対峙しあう、対決構図は必見。また、崖から落ちる人影のイラストのみのシンプルなティーザービジュアルも到着した。
本作は、「第36回東京国際映画祭」において、レッドカーペットでの登壇、ガラ・セレクション部門(ワールド・プレミア)での上映前舞台挨拶を実施。金子監督や少年たちキャストらが登壇予定だ。
『ゴールド・ボーイ』は2024年春、公開予定。
「第36回東京国際映画祭」は10月23日(月)~11月1日(水)日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。
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