ブレンダン・フレイザーが「サーチライト・ピクチャーズ」のコメディ映画『Rental Family(原題)』に主演することが分かった。ブレンダンにとって、今年『ザ・ホエール』でアカデミー主演男優賞を受賞してから初主演作となる。「Variety」誌が報じた。
メガホンを取るのは、2019年に監督作『37セカンズ』が高い評価を受け、ベルリン国際映画祭パノラマ観客賞&国際アートシネマ連盟(CICAE)賞などを受賞した日本人監督のHIKARI。プロデューサーとしても名を連ねている。主要撮影は来春、日本で行われる。
『Rental Family』の主人公は、日本に住む落ちぶれた俳優。彼は名ばかりのアメリカ人としてレンタル家族会社に雇われ、他人の人生の中で演じる役を通じて、思いがけない自分探しの旅に出ることになるという。
映画ファンは、「2度目のオスカーゲットか!」「プロットからすでにおもしろそう」「なにがあっても観に行くよ!」「ブレンダン版の『ロスト・イン・トランスレーション』?」などのコメントを寄せている。
ブレンダンの最近の出演作品には『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『クライム・ゲーム』などがある。2022年のDC映画『バットガール』ではヴィランのファイアフライを演じたが、公開されることなくお蔵入りとなった。