1960年から70年代初頭にかけてアメリカに実在した女性団体「ジェーン」をモデルにした映画『CALL JANE/コール・ジェーン』(原題)が2024年春の順次公開を目指し、クラウドファンディングをスタートさせた。
舞台は1960-70年代、人工妊娠中絶が違法とされていた時代のアメリカ。中流階級の主婦である主人公ジョイ(エリザベス・バンクス)は2人目の子を妊娠するが、検診の中で病の悪化が発覚し中絶を余儀なくされる。
しかし中絶が違法とされるがために、適切な処置を受けることができないジョイ。彼女は次第に孤立していくが、街で見かけた張り紙を頼りに、アンダーグラウンドで女性たちの中絶を手助けする女性組織「ジェーン」に出会う。
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映画『CALL JANE』(原題)に登場する「ジェーン」とは、特定の女性の名前ではなく1960年-70年代初頭に実在した組織の名前。この物語は、中絶が違法とされる時代に医師のほとんどが手術を拒む中、12,000人以上の女性たちの命を救うために奔走した実話。
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監督・脚本は、パトリシア・ハイスミス原作の『キャロル』の脚色を手掛けたフィリス・ナジー、エリザベス・バンクス、シガニー・ウィーバーらが出演する。
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<クラウドファンディング概要>
本プロジェクトは、映画『CALL JANE/コール・ジェーン』(原題)の日本全国劇場公開を実現し、誰にでも「性」や「自分自身の身体」について決め、守る権利があることを知ってもらう“きっかけ”になればという想いでスタート。
本作は、「認定NPO法人ピッコラーレ」(妊娠葛藤窓口「にんしんSOS東京」ほか運営)に配給収益の一部を寄付、「自分の身体のことは自分で決めていい」社会の実現のため貢献を目指す。クラウドファンディングは2024年1月17日(水)終了予定。
『CALL JANE/コール・ジェーン』は2024年春、順次公開予定。