12月11日(現地時間)、「ブルックリン・ナイン-ナイン」のレイモンド・ホルト署長役などで知られるアンドレ・ブラウアーが、病気のため亡くなったことが分かった。61歳だった。アンドレのパブリシストが「Variety」誌に認めた。
アンドレは1998年に「ホミサイド/殺人捜査課」、2006年に「THIEF/シーフ」でエミー賞主演男優賞を受賞。「ブルックリン・ナイン-ナイン」のホルト署長役では、4度もエミー賞助演男優賞候補になった。
同ドラマの公式Xアカウントは、署長の衣装に身を包んだアンドレの画像と共に追悼。ドラマの中でホルト署長の夫ケビン・コズナーを演じたマーク・エヴァン・ジャクソンは、アンドレとの2ショットをXに投稿し、「あぁキャプテン、私のキャプテン」と嘆いた。
テリー・ジェフォーズを演じたテリー・クルーズは、「こんなに早く逝ってしまったなんて信じられない。あなたと出会い、一緒に笑い、あなたのかけがえのない才能に接しながら8年という輝かしい年月を共有し、働けたことを光栄に思います」とつづった。
ホルト署長の補佐役ジーナ・リネッティを演じたチェルシー・ペレッティは、「大好きです。心地よいあなたの声が聴けなくなるのは寂しい」「よく、出入口をふさいであなたが出られないようにして交わした会話をこれからも大切にします。それと、あなたの相棒という普通じゃない機会をもらえたことも」とインスタグラムでアンドレを偲んだ。
ほかにもノーム・スカリー役のジョエル・マッキノン・ミラー、マイケル・ヒッチコック役のダーク・ブロッカーらが追悼している。