1月18日(現地時間)、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」がパリで2024-25秋冬メンズコレクションを発表。ファッションショーのランウェイに『PERFECT DAYS』のヴィム・ヴェンダース監督がモデルとしてサプライズ出演し、2パターンの衣装を披露した。
どちらもバレエダンサーのオニール八菜と腕を組んで登場。ブランドの公式インスタグラムが投稿した写真に、「かっこよすぎる」「レジェンド!」「ヨウジヤマモトはヴィム・ヴェンダース監督の友だちなんだよ」などのコメントが寄せられている。
ヴェンダース監督とデザイナーの山本耀司氏の出会いは1989年にさかのぼる。ヴェンダース監督が山本氏を題材として撮ったドキュメンタリー『都市とモードのビデオノート』をきっかけに、親しくなったという。監督はショーのバックステージで、「私たちはずっと前から親しくて、兄弟みたいなんですよ。すごく若い時から同じ思い出を共有してきました」と「The Hollywood Reporter」に語った。
ショーのBGMには「レディオヘッド」の「Creep」、デュア・リパの「Levitating」などが使用された。山本氏は「静けさが一番です。みなさんを音で驚かすようなことはしたくない。私は自分の服でみなさんを驚かせたいのです」とコメントしたという。
ショーにはヴェンダース監督のほか、「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダスもヨウジヤマモトのショーに出演した。
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