綾野剛主演『カラオケ行こ!』より新たに場面写真が解禁。SNSでも話題沸騰の合唱部、映画を見る部の仲間たちにフォーカスしている。
和山やまの人気マンガを映画化した本作。公開後2週間が経過し、前週の興行収入を上回るなどSNSを中心に盛り上がりを見せている。
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その中でも、話題を集めているのが、狂児(綾野剛)の歌のレッスンを担当する、岡聡実(齋藤潤)を取り囲む中学生のキャラクターたちだ。今回は、原作でも人気の高い和田と中川、原作には登場しないキャラクターで注目を集めている栗山に焦点を当てて紹介。
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八木美樹が演じるのは、合唱部・副部長の中川。合唱ではソプラノパートを担当する彼女は、明るくてしっかりもの。周りの部員たちからも慕われており、部長である聡実に優しく寄り添い支える。
後聖人が演じる和田は、同じく合唱部に所属し、男子ソプラノパートとして、聡実を慕う後輩。聡実の周りで何が起きているのかは分からないが、部活に身が入らない聡実を常に心配している。
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聡実と中川と和田。変声期に入り上手く声が出なくなってきている聡実は、さらにヤクザである狂児の歌のレッスンをすることとなり、少しずつ部活との距離が離れて行ってしまう…。そんな聡実に深い理解を示しながら寄り添う副部長の中川と、やきもきする後輩の和田。3人が描く甘酸っぱくも微笑ましい青春模様にも注目だ。
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そして、原作にはないオリジナルパートとしても話題を集める「映画を見る部」に所属するのは、井澤徹が演じる栗山だ。聡実の同級生である彼は、ヤクザとの付き合いや変声期で悩む聡実の相談に、つかず離れずの心地よい距離感で寄り添う。2人で並んで映画を見ながら相談をする、中学生同士の友情もまた、心くすぐられる。
また、彼が部室で見ている『白熱』『カサブランカ』『三十四丁目の奇跡』『自転車泥棒』といった、聡実の状況や心境とリンクするようなタイトル選びも、映画ファンから大きな話題を集めている。
『カラオケ行こ!』は全国にて公開中。