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初恋相手の2人…国境と時間を越えた“縁”映し出す『パスト ライブス/再会』本国ロング予告

本年度アカデミー賞作品賞&脚本賞ノミネートの話題作『パスト ライブス/再会』より本国ロング予告が解禁された。

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『パスト ライブス/再会』2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
『パスト ライブス/再会』2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved 全 3 枚
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本年度アカデミー賞作品賞&脚本賞ノミネートの話題作『パスト ライブス/再会』より、本国ロング予告が解禁された。

A24と『パラサイト 半地下の家族』配給の韓国のCJ ENMが初の共同製作で贈る本作は、ソウルで初めて恋をした幼なじみの2人が、24年後の36歳、N.Y.で再会する7日間を描くラブストーリー。

この度解禁された予告映像には、ノラとヘソンが24年ぶりにN.Y.で再会した瞬間の、互いの気持ちが溢れ出す表情や言葉にならない声で喜び合う姿が瑞々しく切り取られている。

そしてこの再会に、ノラの夫・アーサーは「この物語で、僕は運命を阻む邪悪な米国人の夫だ」、「彼は13時間かけて来た。会うなとはいえないよ」と、ヘソンに対する複雑な気持ちを妻であるノラに率直に吐露しながらも、彼ら2人の関係性を尊重し見守る。

1人の女と2人の男、複雑な気持ちと緊張感を保つ3人。言いようのない“縁”に導かれた彼らが、再会の数日間を経ることで、「もしもあの時…」と過去に選ぶことができた人生の分かれ道、そしていま歩んでいる日々の生活にそれぞれの想いをめぐらせる。

本作のキーワードは、映像の冒頭にも出てくる、“縁ーイニョンー”。“摂理”または“運命”という意味をもつ韓国語で、ノラのセリフにも「見知らぬ者同士が道ですれ違い、袖が偶然軽く触れたら、8000層もの“縁”が結ばれたということ」という言葉が登場する。

セリーヌ・ソン監督は、この言葉の概念について、「東洋の文化では“縁”について語るとき、必ずしも行動に移せるものではないことが多いんです。時には、突然現れるような場合もあります」と説明した上で、「“縁”はロマンチックな概念ですが、結局のところ、人と人との関係性や、その親密さを表すもの」だと語る。また、「この作品は、時間と場所の隔たりをも超えた結び付きについて描いたもの」と明かしている。

12歳・24歳・36歳と3つの時代を描くとともに、ソウルとN.Y.の国境を越えて繋がる、“縁ーイニョンー”。本作は、24年ぶりのノラとヘソンの再会の物語でありながら、36歳の現在、N.Y.でノラと人生を共にしているアーサーも含めた3人の“縁”に纏わる物語である。

ソン監督はこの物語を“愛”だと語り、「愛とは、相手のことを尊敬し、その人生を理解してあげること。守ってあげる価値がある、存在する価値があると理解してあげることです」と解説している。

『パスト ライブス/再会』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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