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【特集】真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」 豪華キャスト×ハリウッドが描く戦国スペクタルドラマの楽しみ方

真田広之がハリウッド製作の連続ドラマに初主演、プロデューサーとしても名を連ねる「SHOGUN将軍」が、2月27日(火)より全10話のリミテッドシリーズとしてディズニープラス「スター」で独占配信される。

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「SHOGUN 将軍」(C)2023 Disney and its related entities
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真田広之がハリウッド製作の連続ドラマに初主演、プロデューサーとしても名を連ねる「SHOGUN 将軍」が、2月27日(火)より全10話のリミテッドシリーズとしてディズニープラス「スター」で独占配信される。

米批評家サイト「Rotten Tomatoes」で100%フレッシュの高評価を獲得している本作(2月15日時点)。“SHOGUN”の座を懸けた策略渦巻く、この戦国スペクタクル・ドラマシリーズには日本からもドラマ・映画などでおなじみの俳優たちが多数出演。その見どころと魅力を紹介する。


かつてないスケールと斬新さ!伝説的小説を
ハリウッド精鋭スタッフ×日本人俳優で映像化


戦国時代の日本を描くジェームズ・クラベルの世界的ベストセラー小説が、『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークス、主演の真田広之、『沈黙-サイレンス-』にも携わった宮川絵里子らハリウッドの製作陣によりかつてないドラマシリーズとして新たに登場する。

徳川家康ら、歴史上の人物や出来事にインスパイアされた物語の舞台は1600年、<天下分け目>と呼ばれた「関ヶ原の戦い」前夜。窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>(真田広之)と、その家臣となった英国人航海士<ジョン・ブラックソーン/後の按針>(コズモ・ジャーヴィス)、2人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>(アンナ・サワイ)。

誰もが知る歴史の裏側の、壮大な“謀り事”と、やがて待ち受ける大どんでん返し。武士の棟梁にして最高の称号・“SHOGUN”の座を懸けた陰謀と策略が渦巻く戦国スペクタクル・ドラマは、この3人を中心に展開していく。

天下統一を成し遂げた“太閤”が亡くなり早1年、政治を取り仕切る“五大老”のうち、関東を治める吉井虎永を除いた大老たちが石堂和成と手を組み始め、それぞれが生き残るために策略を巡らす。そんななか、異国の難破船が伊豆に漂着。虎永は語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子に船の舵手ジョン・ブラックソーンの通訳を命じるが、次第に彼と鞠子の間には友情を超えた絆が芽生えていく――。

過去には三船敏郎や島田陽子らが出演し、アメリカで驚異的な視聴率をたたき出した「SHOGUN」。ベストセラーの原作が新たに映像化された本作の注目ポイントはハリウッドが生み出す壮大で圧倒的な映像世界だ。

シンボリックにそびえる大坂城が最新鋭VFXで蘇り、下手をすれば文字通り“首が飛ぶ”緊迫の瞬間、刀や弓矢のバトルシーンの容赦のなさはもちろん、生き残りをかけて互いの真意を探り合う心理戦を繰り広げる者たちに近接するカット。何より、彼らが話す日本語のセリフは“海外ドラマ”の定義を超える斬新なもの。

そして足掛け7年、本作に関わりプロデューサーを務めた真田さんが隅から隅までこだわり抜いたというディテールにも要注目。真田さんは出番のありなしに関わらず現場に出向き、美術小道具などをまずチェックをしたあと役者を迎え入れてリハーサルを確認、その後自身の扮装に入るという徹底ぶり。日本人の立ち振る舞いや話し方、シチュエーションなど、クリエイターのジャスティンと常に話し合いながら作品を完成させていったという。

登場人物たちの所作、鎧や着物などの衣装、家屋や街並み、調度品といったディテールの違和感に意識をとられることなく戦国の世の物語に没入でき、「まだまだ完璧ではないけれども、大きな布石は打てた」と真田さんが充実感と手応えを滲ませる本作は、『ラスト サムライ』から「20年かかってやっと」辿りついた境地にして最高峰。

戦国のドラマをかつてない作品へと昇華させた、その完成度と規模感は、以後のエンターテイメントに多大な影響を与えた「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界観に惚れ込んだドラマファンも息をのむはずだ。


Disney+「SHOGUN 将軍」視聴ページ

歴史上の人物にインスパイアされた
キャラクターを豪華俳優たちが熱演


「日本人の役は全員日本人で」という真田さんのもう1つの“夢”が叶う形で、キャストにも映画や国内ドラマ、海外ドラマで活躍する豪華な顔ぶれが集まった。

徳川家康にインスパイアされたキャラクターで、策略により命の危機が迫るなか、漂着した英国人航海士・按針を取り立て戦乱の世の平定を目指す戦国最強の武将・吉井虎永を演じるのが真田さん。

吉井虎永/真田広之

『ラスト サムライ』以降、『ウルヴァリン:SAMURAI』から『モータルコンバット』『ブレット・トレイン』、最近では『ジョン・ウィック:コンセクエンス』など数々のハリウッド作品に出演してきた真田さんが黄金の鎧に身を包んだ際の佇まいは圧巻で、太刀をひと振りするだけでも鳥肌が立つ。

大局を見据え、“SHOGUN”の座を狙う武将たちにも屈しない覚悟と威厳が画面から沸き立つように伝わってくる。大義をなすゆえの包容力や、ふとした瞬間にたぎるような情念が垣間見えるのも真田さんが繊細に演じればこそだ。

また、日本に初めてやってきた英国人ジョン・ブラックソーンこと按針を演じるのは、ブレイク前夜のフローレンス・ピューが主演した『レディ・マクベス』で相手役を務め、キリアン・マーフィーの英人気シリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」やダコタ・ジョンソン主演映画『説得』などに出演するコズモ・ジャーヴィス

按針/コズモ・ジャーヴィス

虎永に忠義を尽くしながら、按針との間に特別な絆が生まれていく鞠子を、「ゴジラ」初のドラマシリーズ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」や「Pachinko パチンコ」、『ワイルド・スピード/ジェット・ブレイク』などで活躍を見せる次世代俳優アンナ・サワイが力強く演じる。

戸田鞠子/アンナ・サワイ

ブラックソーンは虎永の切り札として重用され、ついには「按針」として虎永の勢力に大きな影響を与えていく存在となる。そして虎永や鞠子たちとの関わりを通じて、按針も少しずつ死と隣り合わせの“サムライ”の社会や文化に馴染んでいく。鞠子を通して虎永と按針が語らう中で、2人がこれまで会ってきた異人/サムライとは決定的に違う感触を互いに受け取っていく過程にも注目だ。

ほかにも、危険な野心を持つ虎永の家臣・樫木藪重役を演じるのは浅野忠信。真田さんとは続編が控える『モータルコンバット』や、ジョニー・デップ製作&主演『MINAMATA―ミナマタ―』でも共演。浅野さん自らメイキング映像の中で「誠実な男ではない」と断言する藪重の立ち回りは、乱世の物語をさらにかき乱す。

樫木藪重/浅野忠信

虎永の最大のライバルであり、太閤の遺言に則って“五大老”の1人として権勢をふるう石堂和成役には平岳大。石田三成にインスパイアされた武将を、英国発の濃厚サスペンスドラマ「Giri/Haji」で2020年・英国アカデミー賞TV部門主演男優賞にアジア人として初ノミネートされた国際派が演じる。

石堂和成/平岳大

そして虎永が最も信頼する側近であり親友・戸田広松役で西岡德馬がさらなる重厚さを加え、虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない、太閤最後の側室にして世継ぎの母・落葉の方役には二階堂ふみ。話題のドラマとはまったく違う表情を見せる、二階堂さんの凄みある演技も見逃せない。

落葉の方/二階堂ふみ

注目俳優・倉悠貴、金井浩人らオーディションで選ばれた実力派若手俳優も活躍

浅野さん演じる藪重の甥・樫木央海役には、大河ドラマ「麒麟がくる」で浅井長政役を演じて注目を集めた金井浩人がオーディションから選ばれた。本作では、外国船が来るまでは穏やかだった漁村が一変するなか、叔父の藪重以上に先を見通す鋭い洞察力がありつつ伊豆随一の遊女・菊(向里祐香)へ募る愛にも苦悩する役どころ。

西岡さん演じる戸田広松の孫娘で、夫と子どもを失った悲しみの中で新たな目的を見つけなければならない未亡人、宇佐見藤役には映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』ほか、今泉力哉監督『愛がなんだ』『街の上でなどに出演する穂志もえか

鞠子の嫉妬深い夫で、弓矢の達人・戸田広勝(文太郎)役には、大河ドラマで黒田長政や加藤清正を演じた経験を持ち、山田孝之らと短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」を立ち上げ、自身も監督を務めるなど活躍の場を広げる阿部進之介。鞠子と按針の間には決して入り込めない広勝(文太郎)の焦りは、次第に狂気さえ帯びていく。

虎永の息子で、父に自身の力を証明したいと強く願うものの、先走りすぎて深慮に欠けるところのある吉井長門役を掴んだのは倉悠貴。品川ヒロシ監督『OUT』で主人公の不良少年・井口達也を演じたほか、杉咲花主演映画『市子』、『こいびとのみつけかた』(主演)などの映画、連続テレビ小説「おちょやん」などにも出演してきた期待の逸材が抜擢されている。


最高峰にして新感覚の戦国ドラマを、いま世に放つ理由


本作で虎永や鞠子がたびたび口にするのは「宿命」という言葉だ。宿命が、虎永と鞠子、そして按針を結びつけた。

殺伐とした時代を共に生き抜くために、不屈の精神で平和の世を築こうとした人物をいま改めて描く本作に「宿命を感じます」と真田さんも言う。虎永というキャラクターがインスパイアされた家康は、「戦乱の世を終わらせて長らく平和の世を築いた」「子どものころからの大きなヒーローだった」とインタビューでもリスペクトを捧げている。

「宗教や、肌の色や目の色、言葉の壁を越えて1つの作品を完成させるというゴールを目指して、お互い全然違うところで育った者同士が集まって、学び合い、分かち合い1つのゴールに向かって作り上げることこそ、いまの世の中に対する大きなモデルケースであり、メッセージ」

世界を見てきた真田さんが“共に生き抜く”ために目指したビジョンは、まさしく本作の至るところに息づいている。日本人俳優たちとハリウッドのスタッフとともに創りあげた渾身の1作を、ぜひ目撃してみてほしい。


Disney+「SHOGUN 将軍」視聴ページ

「SHOGUN 将軍」(※R15+指定作品)は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」にて初回2話配信、以降毎週火曜1話ずつ独占配信(全10話)。
※最終話は4月23日(火)配信予定。

【※R15+ 15歳以上がご覧になれます。】


超豪華ハリウッド版大河ドラマ!真田広之「SHOGUN 将軍」何がすごいのか(シネマトゥデイ)

(C)2024 Disney and its related entities

Courtesy of FX Networks

〈提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン〉

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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