本年度アカデミー賞に作品賞をはじめ5部門にノミネートされている『The Holdovers』の邦題が『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』に決定した。
『サイドウェイ』アレクサンダー・ペイン監督とポール・ジアマッティの名コンビが再タッグ。原題の“Holdovers”とは直訳すると「残留者、留任者、名残」などの意味となる。
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1970年代の冬、多くの学生・職員がクリスマス休暇を家族と過ごす中、それぞれの事情で寮に残ることになった孤独な3人のクリスマスと新年を描いた本作。雪に閉ざされた学校の寮に残された彼らの時間を、“置いてけぼりのホリディ”として副題が追加された。
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すでに本作は、第81回ゴールデン・グローブ賞でポール・ジアマッティとダヴァイン・ジョイ・ランドルフが見事に主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)と助演女優賞を受賞。
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来週に授賞式が行われる第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞、編集賞、主演男優賞、助演女優賞の5部門にノミネートされており、全米の映画賞を席巻し続けている。
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。