第二次世界大戦後、世界を二分した冷戦とその余波を、世界の著名人や識者たちの証言を交えて包括的に描くNetflixドキュメンタリー「ターニング・ポイント:核兵器と冷戦」が、3月12日(火)より配信開始される。
ブライアン・ナッペンバーガー監督による冷戦を紐解くこのドキュメンタリーシリーズでは、物理学者J・ロバート・オッペンハイマーらによる原子爆弾の開発と、その後数十年で瞬く間に拡散した核兵器の問題を皮切りに、ソビエト連邦の崩壊、ウラジーミル・プーチンの台頭、さらにロシアのウクライナ侵攻まで、冷戦の歴史を辿る。
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本作は、世界7か国で行われた100を超えるインタビューを収録。それぞれの深い語りによって、冷戦がどれほど人々の人生を変え、世界の歴史を動かしてきたかに迫る。
広島の原爆を生き延びた人々に証言を求め、ウクライナ、ドイツ、そして旧ソ連を構成していた共和国で広範囲に及ぶ撮影を敢行。また、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領をはじめ、NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグ、元CIA長官ロバート・ゲーツ、元国務長官コンドリーザ・ライスなど、7人の現役および元世界の指導者や著名な政治家とのインタビューを収録。
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さらに、ジュリアス&エセル・ローゼンバーグ夫妻の息子、ベルリンの壁崩壊の力となった著名なドイツの抗議活動リーダー、そして核廃絶をめざす活動家で米国の極秘核戦略を"組織的狂気"と呼んだ、ダニエル・エルズバーグの生前最後となった長時間インタビューなど、冷戦の重要人物たちも特集。
現在の時事問題を通して何十年にもわたる米ソの確執を探り、我々がいまだに冷戦の影響を大きく受けている事実を詳らかにする。
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Netflixドキュメンタリー「ターニング・ポイント:核兵器と冷戦」は3月12日(火)より配信(全9話)。
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