各国映画祭を席巻した話題作『胸騒ぎ』より予告編と本ビジュアルが解禁された。
デンマークの新たなる鬼才クリスチャン・タフドルップ監督の最新作となる本作は、旅先で出会った親切な家族の招待を受けた一家が、戦慄の体験をすることになるヒューマンホラー。
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この度、解禁となった予告編では、ビャアン一家が旅先で偶然出会った親切な家族から招待状を受け取るところから始まる。自然豊かなオランダの田舎町に招かれ、プールまで用意された家で楽しい週末を過ごせるかに思えたが…。
生まれつき舌がなく一切言葉を発しないオランダ人夫婦の息子や、窓の外から覗く人影、次々に起きる違和感や不快感が積み重なっていく様子が映し出される。「あの家族嫌な感じがする」と、それまで好意をむげにできずにいた妻ルイーセも、夫ビャアンと娘を連れて帰ろうとするが…。
予告編の後半では<善意が悪意を暴走させる>という言葉とともに、登場人物たちが絶叫するショットが次々に映し出され、善良な一家は一体どのような運命を辿ることになるのか、恐ろしすぎる結末に期待が膨らむ映像となっている。
併せて解禁となった本ビジュアルでは、何かを言いたげに口をぽっかりと開けた少年の顔が大きく配され、そのすぐ近くに添えられた「誰にも言えない、届かない」というメインコピーが、恐怖と想像を掻き立てるインパクトのあるものになっている。
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さらに、北欧を感じさせる荒涼とした風景と夕闇のグラデーションのビジュアル下部には、いまにも悲鳴が聞こえてきそうな絶望的な表情を浮かべた、ビャアン一家と思われる人物たちが乗る車が不気味に浮かび上がっている。
また、場面写真7点の中には、ビャアンとオランダ人一家の夫パトリックが対面して咆哮する衝撃のあるカットや、シャワーを浴びるルイーセの背後に怪しい人影が映る不穏な一枚、どこか居心地の悪そうな食事風景などが切り取られている。
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世界を震撼させた新たなるヒューマンホラーに期待が高まる。
『胸騒ぎ』は5月10日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。