5月6日(現地時間)、ファッションの祭典メットガラがメトロポリタン美術館で開催された。
今年、同美術館で行われる特別展覧会のテーマは「Sleeping Beauties: Reawakening Fashion(直訳:眠れる美女たち 再び目を覚ますファッション)」で、メットガラのドレスコードは「ガーデン・オブ・タイム」。共同議長に選ばれたゼンデイヤ、ジェニファー・ロペス、クリス・ヘムズワース、バッド・バニーや著名セレブたちが、テーマに合わせた思い思いの衣装を身に着けて会場入りした。
中でも注目を浴びたのは、ファッションアイコンとして名高いゼンデイヤだった。ネイビーとダークグリーンを基調とした「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のクジャクを連想させるドレスで圧倒し、神々しさを放った。デザインはジョン・ガリアーノが担当。
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さらに驚かせたのは、衣装替えがあったことだ。2着目のドレスは、約30年前に「ジバンシィ(Givench)」のデザイナーを務めていたガリアーノがデザインした黒のボールガウン。巨大な花束モチーフのヘッドピースも目を引いた。
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ゼンデイヤのほか、ベストドレッサーとして名前が挙がっているのはサラ・ジェシカ・パーカー(「リチャード・クイン(Richard Quinn)」)、ジジ・ハディッド(「トム・ブラウン(THOM BROWNE)」)、アリアナ・グランデ(「ロエベ(LOEWE)」)、ペネロペ・クルス(「シャネル(CHANEL)」)、レベッカ・ホール(「ダニエル・フランケル(Danielle Frankel)」)、ニコール・キッドマン(「バレンシアガ(BALENCIAGA)」)ら。
ドレスコードの「ガーデン・オブ・タイム」に合わせて全体的に植物をモチーフとした衣装を着用している参加者が多かった。