今年2月、韓国映画『地球を守れ!』をリメイクすると報じられていたヨルゴス・ランティモス監督が、同作を『Bugonia(原題)』として正式に製作することが分かった。北米配給を担当するフォーカス・フィーチャーズがSNSを通じて発表した。
韓国版の『地球を守れ!』は、地球がエイリアンに侵略されていると思い込む青年と、彼に宇宙人だと間違われた男性との闘いを描くブラックコメディ。2003年に『1987、ある闘いの真実』のチャン・ジュナン監督がメガホンを取った。
主演の一人として出演交渉中であると報じられていたエマ・ストーンの出演も決定。新たに、ジェシー・プレモンスの出演も確認された。エマもジェシーも、先週末にカンヌ国際映画祭でワールドプレミアを迎えたランティモス監督作『憐れみの3章』に出演している。
ランティモス監督とエマは『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』『憐れみの3章』とここ数年で3度のタッグを組んできた。ファンは「ヨルゴス・ランティモスにとって、エマ・ストーンはマーティン・スコセッシにとってのレオナルド・ディカプリオのようなものだね」「ランティモス監督はエマを手放さない!」「絶対観る!」などの感想をXに寄せている。
脚本は『ザ・メニュー』のウィル・トレイシー、製作はランティモス監督、エマ、『ミッドサマー』のアリ・アスターらが務める。