Netflixの大人気ドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のシーズン4にてエディ・マンソン役を演じ、大ブレイクしたジョセフ・クイン。最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』では音を奪われた世界でのサバイバルに挑んでいる。
イギリス・サウスロンドン出身のジョセフ・クインは、『ドクター・ストレンジ』シリーズのベネディクト・カンバーバッチや『世界一キライなあなたに』『あと1センチの恋』などのサム・クラフリンも学んだ名門LAMDA(ロンドン音楽演劇アカデミー)を2015年に卒業。
その後はドラマシリーズを中心に徐々に活躍の場を広げ、2017年にはHBO「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン7にてスターク家に忠誠を誓う兵士コナー役を演じ、翌年BBC Oneのドラマ版「レ・ミゼラブル」にて青年革命家のアンジョルラス役を務めた。また、クインは演劇方面でも才能を発揮しており、「Wish List」の演技で2017年「Manchester Theatre Awards」でBest actor in a Studio Production賞を受賞している。
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そして2022年、「ストレンジャー・シングス」シーズン4の「メタリカ」ファンのエディ・マンソンに抜擢され、国際的に脚光を浴びる。同役で世界中のファンを魅了したクインは、同年のサターン賞でBest Supporting Actor in a Streaming Series賞にノミネート。そして、ヴァラエティ誌の「注目すべき俳優10人」、イギリス版CQ誌の「Men of the Year Honourees」の1人に選出されるなど、いま最も勢いのある俳優となった。
次回作として、リドリー・スコット監督の『グラディエーター』の続編『グラディエーター2』(原題)では暴君のカラカラ帝、マーベル・シネマティック・ユニバースの新作『ファンタスティック・フォー』ではヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役に抜擢されるなど、今後の活躍にも目が離せない。
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そんなクインが本作『クワイエット・プレイス:DAY 1』で演じるのは、主人公・サミラ(ルピタ・ニョンゴ)と共に沈黙を強いられた世界で行動を共にする少し頼りない男性・エリック。
謎めいた部分が多いキャラクターだが、クインはエリックについて「故郷から離れ、仲間を必要としている」人物だと表現している。
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そして、『クワイエット・プレイス』シリーズの大ファンであるクインは本作について「ファンはこの世界のルールやパラメーターを知っている一方、新しいキャラクターたちはそれを知りません。観客にとっては馴染みのある世界観が、前2作よりも格段に大きなスケールで描かれています。間違いなく、さらにビッグです」と、舞台がニューヨークに移り、前作と比べてスケールが格段に大きくなっていると本作ならではの魅力を語っている。
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『クワイエット・プレイス:DAY 1』は6月28日(金)より全国にて公開。