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カートゥーン・サルーン25周年特集上映が決定 劇場初上映の短編も

今年製作10周年を迎えた『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』の全国リバイバル上映に続き、アイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンの長編4作品+短編2作品を1週間日替わりでリバイバル上映することが決定。

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「カートゥーン・サルーン25周年 特集上映」
「カートゥーン・サルーン25周年 特集上映」 全 10 枚
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カートゥーン・サルーン25周年特集上映が8月16日(金)より全国の劇場で開始される。

今年製作10周年を迎えた『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』の全国リバイバル上映に続き、アイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンの長編4作品+短編2作品を1週間日替わりでリバイバル上映することが決定。

本企画は、国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービスFilmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトと、カートゥーン・サルーン作品をはじめとした上質な海外アニメーションの配給・宣伝を手掛けているチャイルド・フィルムのコラボレーション企画。

上映される作品は「ケルト3部作」『ブレンダンとケルズの秘密』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ウルフウォーカー』『ブレッドウィナー』を加えた長編4作品と、『レイト・アフタヌーン』『アマゾンの森から来たモンスター』の短編2作品。この中から長編1作品と短編1作品を、各劇場日替わりで同時上映する。『アマゾンの森から来たモンスター』は今回が劇場初上映となる。

舞台となる土地の歴史や文化を下敷きにしたストーリーと、絵本の世界から飛び出てきたかのような美しく幻想的な描写、心に響く音楽。4作品全てがアカデミー賞(R)アカデミー長編アニメ賞にノミネートされた、カートゥーン・サルーンの長編アニメーション作品に加え、貴重な短編作品が一度に劇場で観られるまたとない機会となる。


「カートゥーン・サルーン25周年 特集上映」作品情報

■『ブレンダンとケルズの秘密』

(C)Les Amateurs, Vivi Film, Cartoon Saloon

2009年/フランス、ベルギー、アイルランド/75分

監督・原案:トム・ムーア
共同監督:ノラ・トゥーミー
脚本:トム・ムーア、ファブリス・ジョルコウスキー
アートディレクター:ロス・スチュアート
音楽:ブリュノ・クレ、KiLA
出演者(声):イヴァン・マクガイア、ブレンダン・グリーソン、ミック・ラリー


<あらすじ>
9世紀のアイルランド。バイキングの襲来にそなえ、ケルズ修道院を囲む塀を作る大規模な工事が続く中、バイキングに襲われたスコットランドのアイオナ島から、高名な修道士エイダンが、一冊の「聖なる書」を携え逃れて来る。その本には隠された知恵と力が秘められていた。本を完成させるためブレンダンは、インクの原料である、ある植物の実を探しに、危険を冒して、不思議な生き物が隠れ住む魔法の森へ出かける。森でオオカミの妖精アシュリンの助けを得てブレンダンは、無事に実を持ち帰るが、バイキングの襲来がケルズにも迫っていた。ブレンダンは本の力によって、迫りくる闇を打ち砕き、世界に光を取り戻すことができるのか?

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』

(C)Cartoon Saloon, Melusine Productions, The Big Farm, Superprod, Norlum

2014年/アイルランド、デンマーク、ベルギー、ルクセンブルク、フランス/93分

監督・原案:トム・ムーア
脚本:ウィル・コリンズ
美術:エイドリアン・ミリガウ
編集:ダラ・バーン
音楽:ブリュノ・クレ、KiLA
歌:リサ・ハニガン、ノルウェン・ルロワ


<あらすじ>
少年ベンと、妹シアーシャは、消えゆく古代の魔法世界を守るため、不思議な旅に出発する。海で暮らすアザラシが陸に上がり人間の姿をしたセルキーになるという、アイルランドに伝わる神話を基にした作品。

『ウルフウォーカー』

(C)WolfWalkers 2020

2020年/ルクセンブルク、アイルランド、アメリカ/103分

監督:トム・ムーア、ロス・スチュワート
脚本:ウィリアム・コリンズ
音楽:ブリュノ・クレ、KiLA
楽曲:オーロラ
出演者(声):オナー・ニーフシー、エヴァ・ウィッテカー、ショーン・ビーン


<あらすじ>
中世アイルランドの町キルケニー。イングランドからオオカミ退治のためにやって来たハンターを父に持つ少女ロビンが、森の中で友だちになったのは“ウルフウォーカー”のメーヴだった。人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある彼女とロビンが交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。だが、少女は勇気を持って信じる道を進もうとする。

『ブレッドウィナー』

(C)2017 Breadwinner Canada Inc./Cartoon Saloon (Breadwinner) Limited/ Melusine Productions S.A.

2019年/アイルランド、カナダ、ルクセンブルク/94分

監督:ノラ・トゥーミー
脚本:アニータ・ドロン
原作:デボラ・エリス
出演者(声):サーラ・チャウディリー、ソーマ・チハヤー、ラーラ・シディーク、シャイスタ・ラティーフ、カワ・アダ、アリ・バットショー、ヌリーン・グラムガウス


<あらすじ>
タリバン政権下、争いによって荒廃したカブールの町で、11歳のパヴァーナは、家族と小さな部屋に暮らしている。足の悪い父は、アフガニスタンの歴史を美しい伝説になぞらえて話してくれていた。ある日突然父親がタリバンに連行され、家族の暮らしは一変する。タリバンは女性のみの外出を禁じているため、残された者だけではお金を稼ぐことも、食料を買いに行くこともできない。家族のために、パヴァーナは髪を切り少年になりすまし町に出て、父親を救いだす方法を探そうと決意する。

『レイト・アフタヌーン』

(C)Cartoon Saloon 2017

2017年/アイルランド/10分

監督:ルイーズ・バグナル
出演者(声):フィオヌーラ・フラナガン、ルーシー・オコンネル

<内容>
老婦人の記憶はいまやあいまいとなり、小さなきっかけで子ども時代、過去へとさかのぼっていく。温かなタッチで描かれた家族の絆の物語。老婦人を『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』でおばあちゃんを演じたアイルランドを代表する名女優フィオヌーラ・フラナガンが演じたほか彼女の子ども時代を同作のシアーシャ役であるルーシー・オコンネルが担当した。

『アマゾンの森から来たモンスター』

(C) 2020 Cartoon Saloon / Greenpeace

2020年/イギリス/3分

<内容>
映画『アマゾンの森から来たモンスター』は、アマゾン森林破壊の原因に警鐘を鳴らし、より多くの人々が行動を起こすきっかけとなる力強い作品。

本アニメーションは、クリエイティブ・エージェンシーのマザーの依頼で、アカデミー賞に4度ノミネートされたスタジオ、カートゥーン・サルーンが制作した。2018の「ランタンの物語」に続く作品で、ゴールデングローブ賞にノミネートされた人気TVシリーズ「ナルコス」のスター、ワグネル・モウラが声を担当している。

カートゥーン・サルーンのトム・ムーアとファビアン・アーリンハウザアーが初めて共同監督を務めた。

テーマもスタイルも『ウルフウォーカー』から引き継いでおり、同じアーティストが多数参加、音楽はブルーノ・クレ担当している。

「カートゥーン・サルーン25周年 特集上映」 公開劇場

8月16日(金)より公開
[東京]YEBIS GARDEN CINEMA
[京都]アップリンク京都
[大阪]テアトル梅田
[兵庫]シネ・リーブル神戸

9月より公開予定
[千葉]キネマ旬報シアター
[京都]出町座
[兵庫]塚口サンサン劇場
[長野]上田映劇

(C)Les Amateurs, Vivi Film, Cartoon Saloon / (C)Cartoon Saloon, Melusine Productions, The Big Farm, Superprod, Norlum / (C)WolfWalkers 2020 / (C)2017 Breadwinner Canada Inc./Cartoon Saloon (Breadwinner) Limited/ Melusine Productions S.A.


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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《シネマカフェ編集部》

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