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坂口健太郎&福士蒼汰ら韓国進出、2PMテギョン&チェ・ジウは日本作品出演 進む日韓“俳優”交流

日韓リメイクだけでなく、1月~3月には二階堂ふみ主演のTBSドラマ「Eye Love You」に出演し日本でも大人気となったチェ・ジョンヒョプをはじめ、2024年からは俳優たちの“日韓交流”がますます盛んに

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「この恋、通訳できますか?」(仮題/Can This Love Be Translated?)
「この恋、通訳できますか?」(仮題/Can This Love Be Translated?) 全 18 枚
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主演に松下奈緒、共演に木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪らを迎える、大ヒット韓国ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のジャパン・オリジナル版「スカイキャッスル」が7月25日より放送。

韓国で2018~2019年にケーブルテレビ局「JTBC」で放送された高視聴率ドラマを「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版「六本木クラス」の制作陣が再びドラマ化するとあって、日韓のドラマファンが熱い視線を送っている。

こうしたリメイクだけではなく、1月~3月には二階堂ふみ主演のTBSドラマ「Eye Love You」に出演し日本でも大人気となったチェ・ジョンヒョプ、NHK連続テレビ小説「虎に翼」で朝鮮半島から来た留学生役を演じて注目を集めたハ・ヨンス、岩明均の原作「寄生獣」(講談社刊)をベースにしたNetflix韓国シリーズ「寄生獣 -ザ・グレイ-」にサプライズ登場した菅田将暉など、2024年からは俳優たちの“日韓交流”がますます盛んになっていきそうだ。


「ブラックペアン シーズン2」に
キム・ムジュン、チェ・ジウも


キム・ムジュン

2018年4月期に放送されたTBS日曜劇場「ブラックペアン」の6年ぶりの続編が、同枠で放送開始。1話から早速登場し、話題を振りまいたのが新人研修医となるパク・ミンジェ(キム・ムジュン)と、その母親で医師であり、病院経営かつ飲食店経営までも行うソヒョン(チェ・ジウ)。

ミンジェ&ソヒョン親子との偶然の出会いが、世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)と世良雅志(竹内涼真)を結びつけることになった。

ミンジェ役に抜擢されたキム・ムジュンは2020年ウェブドラマ「New Learn」で俳優デビュー、Netflixシリーズ「わかっていても」(21)でハン・ソヒやソン・ガン演じる主人公の同級生セフン役を演じた。

韓国で空前の“恋人”ブームとなった「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」では慎ましくも聡明で、国を守るために敵国の人質となるソヒョン世子(世子:王の跡継ぎ)を熱演。「2023 MBC演技大賞」で男子新人俳優賞を受賞し、本国でも注目度が上昇中。

「ブラックペアンと言いたくて…~万年ヒラ医局員の憂鬱な日常~」

今回は、スピンオフの完全オリジナルストーリー「ブラックペアンと言いたくて…~万年ヒラ医局員の憂鬱な日常~」にも出演しており、本編とはまた違ったコミカルな演技も見せている。

また、韓流スター、チェ・ジウは13年ぶりの日本ドラマに特別出演。本作は「Eye Love You」と同様、Netflixにて韓国をはじめ世界で配信される。

チェ・ジウ

【第2話あらすじ】

天城(二宮和也)は、佐伯(内野聖陽)が計画中の新病院のトップに推挙され来日することに。着任早々、とんでもない新病院構想で周囲の反感を買い、さらに公開手術で日本医療界にデビューすると豪語する。

そんな中、世良(竹内涼真)の担当患者で洋菓子店を営む繁野(誠直也)は資金が足らず、必要なスナイプ手術を受けられずにいた――。

日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。

キム・ムジュンを知るオススメの1作「時速493キロの恋」

実業団バドミントンチームを舞台にしたスポーツロマンス「時速493キロの恋」で、「わかっていても」に続いてチェ・ジョンヒョプと共演、実業団チーム「ユニス」に所属するバドミントン界の人気者で金メダリストのユク・ジョンファンを演じた。ジョンヒョプ演じる主人公パク・テジュンとは腐れ縁ともいえるライバルだったが、2人でダブルスを組むシーンもある。 ※ディズニープラス スターにて配信中。

「時速493キロの恋」(C)2022 Disney and its related entities

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チェ・ジウを知るオススメの1作『ニューノーマル』

日本の韓流の始まり、“ヨン様”ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュン共演の「冬のソナタ」、アジアで一大ブームとなった「天国の階段」などで知られるチェ・ジウが、結婚や出産を経て7年ぶりにスクリーン復帰した『ニューノーマル』が8月16日(金)より日本公開。

傑作『コンジアム』などで“Kホラーの巨匠”と呼ばれるチョン・ボムシク監督のもと、これまでにない冷ややかなイメージの女性を演じる。

『ニューノーマル』©2023 UNPA STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.

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『グランメゾン・パリ』
オク・テギョンがパティシエに


『グランメゾン・パリ』©2024映画『グランメゾン・パリ』製作委員会

木村拓哉主演「グランメゾン東京」を、フランス料理の本場・パリを舞台にドラマキャスト総出演で映画化する『グランメゾン・パリ』。尾花夏樹(木村さん)と早見倫子(鈴木京香)がパリに構えた「グランメゾン・パリ」でデザートを担当するパティシエのリック・ユアンを演じるのがオク・テギョン

いま第5世代が活躍しているK-POP界において、日本進出を果たした第2世代を代表するK-POPアイドルグループ「2PM」のメインラッパーであり、俳優としては映画『結婚前夜~マリッジブルー~』「ヴィンチェンツォ」「御史とジョイ」などに出演してきた。

これまで日本のドラマ「僕とスターの99日」(11)に出演したことはあるが、日本映画出演は初めて。演じるリック・ユアンは韓国語、日本語、フランス語の3言語を話す役どころで、料理に対する情熱ゆえ、ときに尾花と衝突しながらも「グランメゾン・パリ」を盛り上げていくという。

『グランメゾン・パリ』は2024年冬、全国にて公開。


Netflixシリーズ「ソウルメイト」
磯村勇斗&オク・テギョンの共演


Netflixシリーズ「ソウルメイト」

ベルリン、ソウル、東京。3都市を舞台に、10年にわたる2人の青年が歩んだ魂と愛の物語を描き出すNetflixシリーズ「ソウルメイト」も制作決定。

磯村勇斗演じる、すべてを捨てて日本を去った鳴滝琉が見知らぬ国の教会で命を落としそうになったところを、ボクサーのファン・ヨハンが救う、という出会いから始まる。

テギョンは撮影前から「体重を落としながらボクシングトレーニングを行い、撮影中にも一生懸命トレーニングに臨んで『ヨハン』のキャラクターを誠実に表現する努力をした」とふり返っており、2人の愛の物語とボクシングシーンにも期待したい。

Netflixシリーズ「ソウルメイト」はNetflixにて世界配信予定。

オク・テギョンを知るオススメの1作「ドリームハイ」

ヨン様ことペ・ヨンジュンと、「2PM」「TWICE」「Stray Kids」「NiziU」などを生み出したJ.Y.Park(パク・ジニョン)が共同プロデュースした13年前の「ドリームハイ」はいまこそ見たいドラマ。

アイドルグループ「miss A」出身で「イ・ドゥナ!」のぺ・スジ、今年「涙の女王」で大人気となったキム・スヒョン、「2PM」メンバーのチャン・ウヨン、「T-ARA」のハム・ウンジョン、そして『ベイビー・ブローカー』に出演したIUほか、当時の若手アイドルや俳優たちが集結。未来のスターを夢見て芸術高校で歌・ダンスを披露する彼らのドラマを越えたリアリティは、最近のK-POP系オーディション番組に夢中になった方にもおすすめ。※ABEMA、Netflixほかにて配信中。


ABEMA/Cafe【おすすめの番組特集】はこちら



『スマホを落としただけなのに』最終章に
クォン・ウンビ出演


『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』 (C) 2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会

人の心を操る天才的ブラックハッカーにして連続殺人鬼・浦野善治(成田凌)を主人公にした『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』。スマホを落としたことで命を狙われるヒロインは、第1作目では北川景子、第2作目では加賀谷刑事(千葉雄大)の恋人を演じた白石麻衣が務めてきた。

今回、ヒロインのスミンを演じるクォン・ウンビは映画初出演。オーディション番組から誕生し、日韓合同アイドルグループとして絶大な人気を誇った「IZ*ONE(アイズワン)」でリーダーを務め、現在はソロアーティストとして活躍するK-POPスターだ。

最新曲「SABOTAGE」

韓国・第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭【マッドマックス部門】に本作が招待された際には、中田秀夫監督と参加。日本語での演技に苦労したことを明かしつつも、「スミンという人はどんな人なのか、悩み考えながらキャラクターを分析して準備しました」と話し、中田監督も「実はスミンという役は最初こんなに大きな役ではなかったのですが、ウンビさんの役への想いと熱意と美しさでこんなに大きな役になりました」と語っていた。

プチョン国際ファンタスティック映画祭にて

なお、第1作目は人気俳優のイム・シワンとチョン・ウヒを迎え、韓国でも映画化されている。

『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』は11月1日(金)より全国にて公開。


「愛のあとにくるもの」
坂口健太郎&イ・セヨンが共演


坂口健太郎/写真提供_Tristone Entertainment

韓国ドラマの日本リメイク「シグナル 長期未解決事件捜査班」の主題歌を担当した「BTS」との交流、映画『余命10年』の公開に合わせた訪韓、ファンミーティングも現地で成功させ、アンバサダーを務める「プラダ(PRADA)」のイベントではビョン・ウソクや「TWICE」サナと肩を並べるなど、日韓で高い人気を誇る坂口健太郎が満を持して韓国ドラマ初出演。

韓国の人気作家コン・ジヨンと、『冷静と情熱のあいだ』『サヨナライツカ』の辻仁成が共著した同名ラブストーリーを原作に、主人公の潤吾(坂口さん)と日本に留学中の紅/ホン(イ・セヨン)との“運命的な愛”を描く。

イ・セヨン/写真提供_Prain Global

坂口さんと共演するイ・セヨンは子役から活躍し「宮廷女官チャングムの誓い」で幼少期のチャングムのライバル役から、ヨ・ジング共演の「王になった男」などまで“時代劇クイーン”との異名をとるほど。「烈女パク氏契約結婚伝」(原題)では「2023 MBC演技大賞」最優秀演技賞を受賞した実力派だ。

COUPANG PLAYオリジナルシリーズ「愛のあとにくるもの」は2024年配信予定(日本国内配信は未定)。

イ・セヨンを知るオススメの1作「赤い袖先」

「2PM」のメンバーであり、「キング・ザ・ランド」ではカリスマ性溢れる財閥御曹司を演じていたイ・ジュノと共演した「赤い袖先」は、“袖先シンドローム”として社会現象化した王朝ラブロマンス超大作。

波乱に満ちた人生を送った王イ・サンと彼が愛した宮女ソン・ドギムとのラブストーリー、抗えぬ運命に翻弄される姿を描きつつ、どんなことでも自分で選びたいという自立心に富んだドギムは全く新しい宮廷の女性像として話題となった。 ※U-NEXTにて配信中。

「赤い袖先」 (c)2021MBC

「この恋、通訳できますか?」福士蒼汰とキム・ソンホ&コ・ユンジョンが共演


「この恋、通訳できますか?」(仮題/Can This Love Be Translated?)

多言語を操る通訳者がグローバルスターの通訳を務めることになり、巻き起こる予測不可能なロマンチック・コメディ「この恋、通訳できますか?」(仮題/Can This Love Be Translated?)には福士蒼汰が出演。

「スタートアップ:夢の扉」「海街チャチャチャ」、映画『貴公子』などのキム・ソンホが多言語通訳者のジュ・ホジンを、「Sweet Home -俺と世界の絶望-」「還魂」「ムービング」などのコ・ユンジョンが世界的に活躍する俳優チャ・ムヒを演じる。

福士蒼汰

福士さんは、「愛の不時着」のプロデューサーが代表を務める大手ドラマ制作会社「Triii Studio(ツリースタジオ)」と日本人俳優として初めて出演直契約。韓国の制作会社経由で日本人俳優がNetflix Koreaのドラマに出演するのは異例という。すでに脚本読みやテストシューティングを終えているそうで、その役どころを含めて期待が膨らむ。

Netflixシリーズ「この恋、通訳できますか?」(仮題)はNetflixにて独占配信予定。

キム・ソンホを知るオススメの1作「海街チャチャチャ」

都会での生活に疲弊した歯科医ユン・ヘジン(シン・ミナ)が海辺の小さな村コンジンに移り住み、開業する。そこで出会うのが、多様多彩な資格を持つ村の便利屋で、“ホン班長”と呼ばれてみんなから慕われる謎多き青年ホン・ドゥシク。もどかしくも微笑ましい2人の恋と、コンジンの風景や人々の温かさに癒される夏にぴったりの“海街”ヒーリング・ラブストーリー。 ※Netflixにて配信中。

Netflixシリーズ「海街チャチャチャ」独占配信中

コ・ユンジョンを知るオススメの1作「もうすぐ死にます」

本作の脚本家・ホン姉妹の「還魂」シーズン2をはじめ、とにかく話題作に引っ張りだこのコ・ユンジョン。「もうすぐ死にます」では就職が決まらず全財産を失ってしまい、極端な選択をするが12回転生を繰り返すことになる主人公チェ・イジェ(ソ・イングク)の傷ついた恋人イ・ジスを演じた。イジェが転生した後に再会するシーンはあまりにも切ない。 ※Amazon Prime Videoにて配信中。


小栗旬&ハン・ヒョジュの新作ロマコメ始動


日本では劇場未公開ながら、2011年のフランス映画祭で観客賞を受賞したフランス映画『Les Émotifs anonymes(邦題:匿名レンアイ相談所)』を、Netflixシリーズとして再構成。日本と韓国、そしてグローバルに活躍するアジア最高峰のキャスト・スタッフで制作する。

過去のトラウマから潔癖症を抱えた大手製菓メーカーの御曹司で、人気チョコレートショップ「ル・ソベール」の新代表に就任した主人公・藤原壮亮を小栗旬

視線恐怖症が原因で最愛の師匠がオーナーを務めていた「ル・ソベール」の匿名ショコラティエとして正体を隠して生きてきたイ・ハナをハン・ヒョジュが演じる。

また、壮亮の友人であり主治医でもある精神科医・アイリーン役に中村ゆり、ハナの師匠である<ル・ソベール>の前オーナーと親交があり、ハナが密かに想いを寄せる相手・高田寛を赤西仁と豪華な顔ぶれ。

「現場で久しぶりに新人俳優のような心構えで、新鮮な緊張感を感じながら、できる限りの最善を尽くしています」とコメントするハン・ヒョジュ。これまで、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』『太陽は動かない』と日本映画に出演し、自身の主演映画『ビューティー・インサイド』には日本から上野樹里が参加した。

ハン・ヒョジュを知るオススメの1作「ムービング」

「トンイ」や『ビューティー・インサイド』のイメージを打破する、ハン・ヒョジュの新境地となったのがヒーローものと家族愛の物語が融合した「ムービング」。スッピンに近いメイクで、トンカツ屋を営みながら飛行能力を持つ高校3年生の息子ボンソク(イ・ジョンハ)を育てる、“卓越した五感”の持ち主イ・ミヒョンを演じて評価を得た。ボンソクの父ドゥシク(チョ・インソン)との恋の始まりと別れも必見。

「ムービング」© 2023 Disney and its related entities

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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