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辻村深月「まさにこれが見たかった」映画『傲慢と善良』に日本を代表するクリエイター陣が集結

藤ヶ谷太輔と奈緒が共演、直木賞作家・辻村深月による同名小説を原作とした映画『傲慢と善良』が9月27日(金)より全国公開。本作には日本を代表するクリエイター陣が集結、その映像化に辻村氏も太鼓判を押している。

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『傲慢と善良』 ©2024 映画「傲慢と善良」製作委員会
『傲慢と善良』 ©2024 映画「傲慢と善良」製作委員会 全 5 枚
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藤ヶ谷太輔と奈緒が共演、直木賞作家・辻村深月による同名小説を原作とした映画『傲慢と善良』が9月27日(金)より全国公開。本作には日本を代表するクリエイター陣が集結、その映像化に辻村氏も太鼓判を押している。

原作小説「傲慢と善良」は、忽然と姿を消した婚約者・真実の居場所を探す架が、彼女の「過去」と向き合い生きていく痛みと苦しさを描いた恋愛ミステリー。刊行後は20代~30代を中心に「人生で一番刺さった」と共感を呼び、先日発行部数も100万部を突破したベストセラーだ。

本作の近藤紗良プロデューサー(C&Iエンタテインメント)は2019年「傲慢と善良」が発売された直後に「婚活というテーマも含め、20、30代の男女に響く内容と心に刺さる言葉」に惹かれすぐに映画化権を獲得したという。

映画化にあたり脚本を手掛けたのはドラマ「最愛」(21/TBS)をはじめ、いまを生きる人たちのリアルな感情を表現し胸に迫る物語を緻密な構成で書き続ける清水友佳子。「辻村先生も清水さんが過去に書かれた作品がお好きで、信頼も厚かった」と高尾沙織プロデューサー(エイベックス・ピクチャーズ)も語っており、辻村氏の助言も得ながら脚本化は進められていった。

そして、監督を務めるのは、登場人物の奥底に潜む繊細な心情描写をスクリーンに刻み、公開待機作として『ブルーピリオド』(24)が控えている萩原健太郎

そんな彼らが作った舞台にW主演として迎えられたのが「傲慢と善良」が人生で一番好きな小説と語る藤ヶ谷太輔と、辻村作品の大ファンと語る奈緒の2人。

近藤プロデューサーは、架を演じた藤ヶ谷さんについて「スタイリッシュで品があり、ご本人の人柄の良さがにじみ出る架を演じていただけたのでぴったりのキャスティングだった」とふり返っており、真実を演じた奈緒さんについては「内側の本心を表現する演技力がある俳優に演じてほしい」という理由でキャスティングされたと高尾プロデューサーが明かしている。

まさに日本を代表するキャスト&クリエイター陣が集結した本作。完成した本編を鑑賞した原作者の辻村さんは「映像になると原作で真実と架が持っている痛さや孤独感までは伝わらないかもしれないと思っていたのですが、映画を観終えたら『ああ、まさにこれが見たかった』と感じました」と絶賛。物語の根底にある主人公たちの痛みや切実さを巧みに表現した本作に太鼓判を押している。

順風満帆に見えた架と真実。なぜ婚約者は姿を消したのか。すべてをさらけ出した2人がたどり着く“一生に一度の選択”とは一体…。原作愛に溢れたキャスト陣が並々ならぬ思いで挑んだ本作に、期待が高まる。

『傲慢と善良』は9月27日(金)より全国にて公開。



傲慢と善良 (朝日文庫)
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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