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サンディエゴ・コミコン2024「ザ・ボーイズ」パネルをレポート!Aトレインの生歌に新作情報も

現地時間7月26日(金)10時、ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン2024」にて、ドラマ「ザ・ボーイズ」のパネルイベントが開催された。現地よりその様子をレポート!

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サンディエゴ・コミコン2024「ザ・ボーイズ」パネル/Photo:タンスタ未央(Mio Tangstad)
サンディエゴ・コミコン2024「ザ・ボーイズ」パネル/Photo:タンスタ未央(Mio Tangstad) 全 8 枚
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現地時間7月26日(金)10時、ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン2024」にて、ドラマ「ザ・ボーイズ」のパネルイベントが開催された。

「ザ・ボーイズ」の特徴の一つと言えば、様々なジャンル作品パロディのような劇中内コンテンツ。イベント序盤は、それらの中から、スターライト「Never Truly Vanish」やAトレイン「Faster」、ヴォート・オン・アイス「Let's Put The Christ Back In Christmas」といった楽曲の生歌ライブが行なわれ、会場が一気に「ザ・ボーイズ」の世界観に染まっていった(Aトレインの曲は演者本人が歌唱!)。

ライブ後の高揚感に包まれるなか、司会進行役として登壇したのは、シーズン4に出演していた俳優ジェフリー・ディーン・モーガン。“世界的ブロードウェイ歌手の素晴らしい歌声とめちゃくちゃな歌詞”を称えた後、「この(「ザ・ボーイズ」)ユニバースに参加することができて嬉しい」とドラマ出演の感想を一言。クリエイターのエリック・クリプキを迎えると、ドラマがちょうど5周年を迎えたことについて、リラックスした様子で会話を広げた。

そしてお待ちかね、キャストが次々とステージに現れては歓声が上がっていく。まずは、ビリー・ジョエル「We Didn't Start the Fire」をBGMに、ボーイズの面々=ヒューイ役ジャック・クエイド、スターライト役エリン・モリアーティ、キミコ役福原かれん、フレンチー役トメル・カポン、MM役ラズ・アロンソが。続いてボニー・タイラー「ヒーロー」をBGMに、ヒーローたち=ホームランダー役アントニー・スター、Aトレイン役ジェシー・T・アッシャー、ヴィクトリア役クラウディア・ドゥーミット、セイジ役スーザン・ヘイワード、ファイアークラッカー役ヴァロリー・カリー、ブラック・ノワール役ネイサン・ミッチェル、ディープ役チェイス・クロフォードが登場した。

そこからは、モーガンが一人ひとりに質問を振っていくインタビューコーナーへと突入。会場がざわついたのは、スターへの「脚本を読んで最も衝撃的だった瞬間は?」という質問。「母乳の……」と言いかけただけで笑いが起こり始め、「みんな落ち着いて~」となだめようとするも、結局はスターも笑いをこらえきれず、例のシーンを一緒に創り上げたカリーも会話に参加。「私たちは一体何をしているのかと思った」と口々に述べていた。また、クリプキは衝撃的な展開においてキャストたちに事前予告などはしないようで、“クールな政治家役”と聞いて話を受けたドゥーミットはシーズン2の脚本を読んだ時にヴィクトリアが能力者であることを知って驚き、一方の福原もシーズン4の台本を読んでキミコが喋れるようになることを知ってびっくりした旨を明かしていた。

インタビューコーナーでは、クエイドの発言タイムにアッシャーらがなぜか背後からマイクを差し出すちょっかいを出し、クエイドが「皆ただ座っていてよ!」とぷんすか反抗する場面や、気づくと進行そっちのけで談笑に興じてしまうモーガンをスターが「早く次へ進もう」と急かす場面など和やかに進んでいき、この後に上映されたシーズン4の初公開NG集でも和気藹々とした様子。

「ザ・ボーイズ」は笑いの絶えぬ素晴らしいチームであることが伺えた。

さて、後半はサプライズの連続が続く。やはりファンたちが気になるのは“この先”の最新情報について。能力者向けの大学を舞台にしたスピンオフドラマ「GEN V」シーズン2の特別予告編(※おそらく仮編集段階のもの)が公開され、前作から登場しているマリー(ジャズ・シンクレア)、エマ(リゼ・ブロードウェイ)、ケイト(マディー・フィリップス)、ジョーダン(デレク・ルー/ロンドン・ソア)、サム(エイサ・ジャーマン)のほか、ディープも登場することが判明すると、会場から「おおお!」と期待のこもったどよめきが起こる。

さらに、“新キャストの若手俳優”として紹介を受け(もちろんジョーク)、ソルジャーボーイ役ジェンセン・アクレスがサプライズで登場! 口笛や歓声やまず、会場の盛り上がりは最高潮に。まずは「ザ・ボーイズ」で父子を演じているスター、「スーパーナチュラル」で父子を演じたモーガン、そして「スーパーナチュラル」と「ザ・ボーイズ」を手がけるクリプキとハグを交わしたアクレス。その後、彼がシーズン5にレギュラー出演することと、前日譚ドラマ「Vought Rising」の製作決定がアナウンスされた。

「Vought Rising」は1950年代ニューヨーク、ソルジャーボーイとストームフロントが主役の物語。同作の詳細情報についてはアクレス自ら紹介し、ソルジャーボーイが主人公ということについて「最高だね!」と喜んでいた。

《text:山根由佳/photo:タンスタ未央(Mio Tangstad)》

山根由佳

執筆・編集・校正・写真家のマネージャーなど何足もの草鞋を履くフリーライター。洋画・海外ドラマ・韓国ドラマの熱狂的ウォッチャー。観たい作品数に対して時間が圧倒的に足りないことが悩み。ホラー、コメディ、サスペンス、ヒューマンドラマが好き。

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