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ピート・ドクター&宮崎駿の特別対談、ラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」で放送

ラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」で特別な対談が放送される。

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『インサイド・ヘッド2』(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
『インサイド・ヘッド2』(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved. 全 2 枚
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アニメーション映画『インサイド・ヘッド2』のケルシー・マン監督、プロデューサーのマーク・ニールセン、ピクサーチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクターが先日来日し、以前より交流のあった宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーとの対談が実現。その模様を放送することが決定した。

8月1日に公開を迎えた本作は、8月2日時点で世界興行収入15億2388万ドル(約2276億円)を突破し、これまでトップだった『アナと雪の女王2』(14億5368万ドル)を追い越してアニメーション映画史上世界No.1を達成。さらには『トップガン マーヴェリック』、『アベンジャーズ』を抜き、世界興行収入ランキング全体でトップ10入りを果たした。

ピクサー・アニメーション・スタジオとスタジオジブリは 、1980年代ごろから親交が厚く、『千と千尋の神隠し』ではピクサーがアメリカ配給版の英語吹き替えの監修を務めたり、『トイ・ストーリー3』にはトトロがカメオ出演したりと、深い交流がある。

そんな中、最新作を引っ提げ来日したピート・ドクターらが、スタジオジブリを訪問。手描きアニメーションを追求するスタジオジブリと、最先端技術を駆使し3DCGアニメーションで映画を製作するピクサーのそれぞれの裏側や、作品に対する思いなど熱い議論を交わした。

そんな対談の中で、「テスト試写」についてのトークが展開された。ピクサーでは、映画が完成する前に何回もテスト試写を繰り返し、様々な人の意見を取り入れて映画を作り上げていく。ピート・ドクターが「スタジオジブリではそういう事を行いますか?」と聞くと、宮崎監督は「ないです。映画はお客さん全員が理解することは不可能です。責任を取るのは自分たちですから、そこにたまたまいた人に責任を預けるわけにはいきません」と持論を語った。

これにピート・ドクターは「僕らのやり方だとテスト試写は役に立つんです。製作途中なのでこの部分は全然響いてない、感情を感じたいのに感じられてないということを見極められるので、調整することができるんです。確かに僕も意見を聞いている時は右から左に流すこともしますが、試写では一緒に観るんです。そうすると飽きている時や画面に観入っている時を肌で感じられるので、そのリアクションは本心だと思っています。それを観ながらなるべく多くの方に響くように調整するのが僕らの責任だと考えています」と話す。

今回2週に渡り、ラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」で対談が放送。さらにディープで白熱した濃い話を語りつくしている。

▼『インサイド・ヘッド2』鑑賞後の鈴木敏夫特別メッセージ

思春期を迎えたライリー、
その頭の中は今、どうなっているのか?
75歳のおじいちゃんには勉強になりました。
スタジオジブリ 鈴木 敏夫

『インサイド・ヘッド2』は全国にて公開中。

「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」は8月4日・11日(日)23時~TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネットにて放送予定(※終了後ポッドキャスト配信あり)。



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《シネマカフェ編集部》

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