マーベルの最新ドラマシリーズ「アガサ・オール・アロング」が毎週木曜日、ディズニープラスにて独占配信中。主人公は最強の魔術を誇り、“挑発”と“裏切り”が大好きで、緻密な裏工作で観る者すべてを欺く危険な魔女アガサ・ハークネス。本作では、新キャラクターである謎の若者“ティーン”の誘いによって、パワーを取り戻すために“魔女の道”へ挑むことに。
物語全体の謎の鍵を握るとされる“ティーン”を演じるのは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初参加の新鋭、ジョー・ロック。そこで、“ティーン”をはじめとする、今後のMCUでも大活躍が期待される若手キャラクターをチェックしてみた。
コミカルにおどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけなアガサ。初登場した「ワンダヴィジョン」ではあと一歩のところでスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフに敗北したものの、本作で早速返り咲きを狙う…。
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そんなアガサを“魔女の道”へと誘い、チームとともに道を歩むこととなる“ティーン”(Teen)。彼を演じているジョー・ロックは、2003年生まれの21歳。大人気ドラマ「HEARTSTOPPER ハートストッパー」で主演を果たし数々の賞を受賞、一躍世界中で話題になった気鋭のルーキーだ。
アガサから何者かを聞かれ答えようとすると、魔法で自動的に口が閉じられてしまうなど、正体は謎。
そんなティーンについてロックは「彼のキャラクターは脚本の中で“ティーン”としか記されていなかったのです。彼の正体は、物語においてとても重要な役割を果たします。彼は、魔術と魔女の大ファンで、アガサの指導を受けてチームを結成し、“魔女の道”を歩むことが夢。まるでファンボーイのようで、その世界に没頭しているんです」と熱弁し、その本名自体にも、衝撃の秘密が込められていることを予感させた。
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近年、MCUでは、『スパイダーマン』シリーズのピーター・パーカー役トム・ホランドを筆頭に、これまでのヒーローたちに加え、20代の若き俳優陣が演じるルーキーたちがこれまで以上に多く活躍中。
まずは、ドラマシリーズ「ミズ・マーベル」や、“アベンジャーズ”で無類の強さを誇る“キャプテン・マーベル”の新たな物語を描いた『マーベルズ』に登場し、主役級の活躍を魅せたミズ・マーベルことカマラ・カーン。
当初は浮ついた面もあった高校生ヒーローの彼女だが、物語が進むにつれ成長中。いまでは劇中でほかの若手ヒーローをリクルートする動きなども見せており、今後の活躍にも期待できそうだ。演じるのは現在22歳のイマン・ヴェラーニ。ヴェラーニはこの役を掴んだことで、世界的スターの階段をいまもなお上り続けている。
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ほかにも、もはや超実力者の風格漂う、『ブラック・ウィドウ』や『サンダーボルツ*』へ出演のブラック・ウィドウの“妹”エレーナ役フローレンス・ピュー。
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『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でアントマンことスコット・ラングの娘、キャシー役を演じたキャスリン・ニュートン。ドラマシリーズ「ホークアイ」でホークアイことクリント・バートンに憧れる弓の名手ケイト・ビショップ役のヘイリー・スタインフェルド。
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ドラマシリーズ「エコー」で主人公エコー役に大抜擢された超新星アラクア・コックスなど、MCUを“引っかき回している”最中だ。また、悪役ではあるが、『デッドプール&ウルヴァリン』でヴィランのカサンドラ・ノヴァ役で強烈な印象を残したエマ・コリンもいる。
次世代の台頭が著しいMCU。果たして、「アガサ・オール・アロング」では、“ティーン”、そしてアガサ率いるクセだらけの魔女チームは“魔女の道”を制覇できるのか。過去のアガサの裏切り行為を見ても、チームワークを発揮できるとは考えにくいが、果たして彼女の真の目的とは? そして“ティーン”の正体とは?
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周囲を裏切り続けてきたアガサが、毎話ごとに観る者を惑わせることは間違いない。
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「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスにて独占配信中。