『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督から『同じ下着を着るふたりの女』キム・セイン監督まで、優秀な映画人を輩出し続ける韓国の名門映画学校「韓国映画アカデミー(KAFA)」出身の新鋭イム・オジョン監督の長編監督デビュー作『地獄でも大丈夫』(英題:Hail to Hell/原題:地獄万歳)が、11月23日(土)より劇場公開決定。ポスターと予告編が解禁となった。
■何を信じる? 誰を信じる? 世界中の“ぼっち”たちに地獄万歳!
いじめに悩まされてきたナミとソヌは、クラスメイトとの修学旅行に行かず自殺を図ろうとするも断念。2人は死ぬ前に、自分たちをいじめたリーダーで、いまはソウルで幸せに暮らすチェリンへの復讐のための、2人だけの修学旅行に出かける。
ついにチェリンと再会するも、なんと彼女は改心して別人のようになっていた…。彼女が改心するきっかけとなったインチキくさい宗教団体の施設で過ごすことになったナミとソヌの復讐計画は果たして実行されるのか!?
監督・脚本は、新鋭監督イム・オジョン。イム監督はポン・ジュノ、チェ・ドンフン、ユン・ソンヒョン、チョ・ソンヒからハン・ガラム、キム・セインなど韓国映画をリードする新しい才能を絶えず輩出する「韓国映画アカデミー(KAFA)」が2022年の「今年の顔」として選出した逸材。長編監督デビュー作となった本作で、第27回釜山国際映画祭CGK撮影賞を受賞するなど高い評価を受けた。
「辛い人生でも“共に”という連帯の可能性を礼賛することで、地獄のような日々でも死を先送りにして生きていく勇気について考えてみたかった」と語るイム監督は語っている。
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■フレッシュなキャストが贈るK-ガールズ・バディ・ムービー
また、ナミ、ソヌ、チェリンの主要3役は全てオーディションでキャスティングされ、ディズニープラス「NO WAY OUT:ザ・ルーレット」のオ・ウリ、Netflixシリーズ「Aema」(仮)に抜擢されたパン・ヒョリン、Netflixシリーズ「未成年裁判」で鮮烈にデビューしたチョン・イジュといった若手俳優たちのみずみずしい好演が光る。
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特にナミを演じたオ・ウリは、本作での演技で百想芸術大賞2024で映画部門女性新人演技賞にノミネート、第11回茂朱山里映画祭アービン・クリエイティブ賞を受賞するなど高い評価を受けた。
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さらに、Netflixシリーズ「涙の女王」「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」の演技で“サイコパスな悪人”として大ブレイク中の実力派パク・ソンフンが脇を固め、見事なアンサンブルを魅せた。先日、初の日本ファンミーティングも成功させ、Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン2も控えるパク・ソンフンにも注目だ。
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『地獄でも大丈夫』は11月23日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。