Netflixシリーズ「さよならのつづき」にW主演する有村架純と坂口健太郎が、「第29回釜山国際映画祭」オンスクリーン部門に日本作品として初めて正式招待されたことを受け、オープニングセレモニーに参加。日韓を代表するスターが勢揃いするなかレッドカーペットを闊歩した。
本作で有村が演じるのは、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。坂口は、子どもの頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正を演じる。役を生きる俳優として、唯一無二の存在となったふたりが、将来を誓い合った恋人たちの“さよなら”から始まる行く先の見えないラブストーリーに挑む。
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完全オリジナルストーリーである本作の脚本を手掛けるのは、ヒューマンドラマの名手といわれる映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『余命10年』の岡田惠和。また、連続テレビ小説「ひよっこ」でも岡田氏とタッグを組み、『太陽の子』や大河ドラマ「青天を衝け」などを手掛けた黒崎博が監督を務める。
今回、韓国・釜山で開催されているアジア最大規模の映画祭、第29回釜山国際映画祭オンスクリーン部門において、日本作品として初めてNetflixシリーズ「さよならのつづき」が正式招待されたことを受け、10月2日に実施されたオープニングセレモニーのレッドカーペットに有村、坂口、黒崎監督が登場した。
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有村は「ジョルジオ・アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」の黒のロングドレス、坂口は「プラダ(PRADA)」のスーツの華やかな衣装に身を包み、黒崎監督と共に姿を現すと会場からは大きな拍手と歓声が巻き起こった。レッドカーペットを歩く2人を捉えるために多くのフラッシュがたかれ、世界においても現在注目度が高まっているNetflixの日本作品を代表して釜山に降り立った2人と、本作への期待の高さが伺える場面も。
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そのほかレッドカーペットには、Netflix韓国作品より大ヒット作品「イカゲーム」シーズン2(12月26日配信スタート)から主演のイ・ジョンジェや、本映画祭のオープニング作品となる、パク・チャヌクがプロデューサー兼脚本家を務め、カン・ドンウォンら豪華キャストで注目を集めているNetflix映画の時代劇『Uprising(英題)/戦と乱(邦題)』(10月11日配信スタート)より主演を務めるカン・ドンウォン、パク・ジョンミン、チャ・スンウォン、さらにはヨン・サンホ監督の「地獄が呼んでいる」シーズン2(10月25日配信スタート)よりキム・ソンチョルなど日本でも人気の高いスターたちも登場。
さらにはNetflix作品以外からも、ソン・ジュンギ(『ボゴタ:ラストチャンスの地』)やコンミョン、キム・ミンハ(原題「私が死ぬ一週間前」)、さらには初の主演作『その時代、ぼくたちが好きだった少女』(原題)より「TWICE」のダヒョンなどもレッドカーペットを沸かせた。
オープニングセレモニー終了直後に感想を聞かれた有村は「映画やクリエイター達へのリスペクトだったり愛をすごく感じました」、坂口は「受賞された方々もみなさん、自分が引っ提げてきた作品をちゃんと評価してもらえる場があって、とてもいい会だったなと思います」とコメント。
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黒崎監督からは「素晴らしい体験でした。僕たちの『さよならのつづき』という作品は複雑な人間の愛の物語を人間の内面に深く分け入って描いていると思うのですが、この作品もその歴史の中の一つになれるんだとしたら素晴らしいことだなと、沢山の映画人に囲まれてそんなことを考えていました」と喜びのコメントも届いた。
アジア最大規模の会場となる5,000人のキャパシティを埋め尽くした会場の熱気と共に大盛況のオープニングとなった。
釜山国際映画祭は、1996年に創設され、世界中の映画人から愛されるアジア最大規模の由緒ある映画祭。「オンスクリーン部門」は2021年に新設された配信ドラマ向けの部門で、今年最も期待される話題のドラマを紹介する、映画ファンだけでなく世界中の配信ドラマファンも大注目の新部門となっており、11月14日の配信に先駆け、本作が上映されるのは初となるワールドプレミアとなる。
10月3日(木)に行われる公式上映後には有村、坂口、黒崎監督が再び揃って上映後のQ&Aに参加する予定となっている。
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Netflixシリーズ「さよならのつづき」は11月14日(木)よりNetflixにて独占配信。