中島健人主演映画『知らないカノジョ』で、桐谷健太がキーパーソンを演じることが分かった。
本作は、『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue)を原作にした、最高のファンタジック・ラブストーリー。
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プライベートでも中島と親交の深い桐谷が演じるのは、一変した世界で大切な人を取り戻そうと奔走し、本当の愛を知っていく主人公・神林リク(中島)の大学時代からの親友・梶原恵介。卒業後は、リクと同じ職場で編集者として働き、何でも話せる仲の梶原は、唯一リクの状況を知る人物。
桐谷は「かじ(梶原)という役は人間らしくてでも切ないところもあって、本当に『こういう友達いてくれたら嬉しいな』と思える魅力があるので、観た人それぞれの心のそばに寄り添うようなやつになれたらいいかなと思って演じました」とコメント。中島との共演に対して「本当に最初から関係性ができあがっていたのはすごくありがたかったですね。入りやすかったですし、健人のおかげで自然にかじとして存在できました」と語る。
中島は、桐谷との共演について「(本当にリクにとっての梶原さんのようで)梶さんのキャスティングは天才的だと思った」と喜び、撮影期間中には「僕に電話をかけてくださって、そのシーンについての演技論みたいなものを1時間半しました。僕の意見も聞きながら、一時間半の間、電話で熱く伝えてくださったところが、やっぱり尊敬できる男性だなと改めて思いました」と話している。
また、もうひとりのキーパーソン、ヒロイン・前園ミナミ(milet)の祖母である前園和江を、風吹ジュンが演じる。ミナミの育ての親である和江は、リクとミナミにとって大切な存在。風吹は「不思議なセリフが出てくる役だったので、どういう温度で演れば良いのか監督に相談したら、にこっとされて『いやぁ、そのまま』と。台本通りに、解釈通りにという意味だと受け取って、それにしてもどうなるだろう」と不安を抱えながら撮影に入ったことを明かしつつ、「miletさんと中島さんがお二人の優しい人柄と自然体のまま役に入り受け答えして目の前にいてくださるので私も演じやすく楽しかったです」と撮影をふり返る。和江は、ミナミと離ればなれになったリクを導くような言葉をかける。ふたりの関係にどう影響するのか、気になる存在。
ほかにも、リクとミナミを取り巻くキャラクターとして、アーティスト・前園ミナミの音楽プロデューサーで恋人の田所哲斗役で眞島秀和、編集者となったリクが担当する新人作家・金子ルミ役で中村ゆりか、編集部員のリクを時に厳しく、時に優しく指導する編集長・春日研一役で八嶋智人、リクに仕事を教える先輩・小松みのり役で円井わんが出演する。
『知らないカノジョ』は2025年2月28日(金)より全国にて公開。
¥7,150
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