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【特集】今秋必見! チ・チャンウク、江南のダークサイドで圧倒的オーラ放つ…「江南Bサイド」

「最悪の悪」で新境地を開拓したチ・チャンウクが、「江南Bサイド」でディズニープラスのオリジナル韓国ドラマに帰ってくる。名優チョ・ウジンと再タッグを組み、今作では華やかな街・江南の奥深くに潜む韓国社会の深い闇に踏み込む

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「江南Bサイド」© 2024 Disney and its related entities
「江南Bサイド」© 2024 Disney and its related entities 全 11 枚
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「最悪の悪」で新境地を開拓したチ・チャンウクが、11月6日(水)より配信開始される「江南Bサイド」でディズニープラスのオリジナル韓国ドラマに帰ってくる。

どんなジャンルのどんなキャラクターも自分色に染める名優チョウジンと再タッグを組み、今作では華やかな街・江南の奥深くに潜む韓国社会の深い闇に踏み込んでいく。


チ・チャンウク&チョ・ウジンが協力関係に!?
3年ぶりの再タッグ


本作は、江南で失踪した“クラブのエース”ジェニーこと、キム・ジェヒを捜索する刑事カン・ドンウと検事ミン・ソジン、そして江南を牛耳る謎の男ユン・ギルホが、それぞれの理由から江南の闇に隠れた事件を追うノンストップ・サスペンス。

観光客で賑わう昼間の雰囲気とは対照的に、別世界のようにネオン瞬く混沌とした夜の江南で立て続けに起こる女性の連続行方不明事件。左遷された刑事ドンウ(チョ・ウジン)は娘イェソの大切な親友ジェヒ(キム・ヒョンソ)が行方不明になったと知り、3年前に同僚の汚職警官たちを一網打尽にした江南に再び足を踏み入れる。

夜の江南を掌握する謎の男ギルホ(チ・チャンウク)も、ジェニー/ジェヒの行方を探していた。ぶっきらぼうながらもジェヒの身を案じ、麻薬を徹底的に毛嫌いするギルホ。

その一方で、見つめられたら誰もが凍りつく冷たい眼差しから繰り出される彼の暴力にリミッターはなく、血まみれになろうが、どこまでもしぶとく執念深く追い詰める。煮えたぎった怒りが常にその内側にうごめいているような、圧倒的オーラを放つ人物だ。

そんな善とも悪とも言い切れないキャラクターを体現するチ・チャンウクの凄みと喧嘩アクションの壮絶さは、父親が薬物依存症ゆえに苦労した「最悪の悪」(2023)のジュンモともどこか似た影を持つ。

チ・チャンウクは同作以後、「サムダルリへようこそ」で幼馴染を一途に愛する済州島の素朴な青年、時代劇「于氏王后」(原題)では威厳溢れる軍王を演じたが、今回の危険でミステリアスな雰囲気漂うギルホでの振り幅は再び話題を集めるに違いない。

また、チョ・ウジンが演じるエリート刑事ドンウは、校内暴力に苦しめられた娘イェソとの関係に問題を抱えながら、ジェヒを探す過程でギルホに疑念を抱いていく。

チョ・ウジンとチ・チャンウクは映画『ハード・ヒット 発信制限』(2021)以来3年ぶりの共演。頑なな正義と激情によって動く2人は協力関係を結ぶことになるのか、今後の展開の見どころとなるだろう。

若手の女性検事ソジン(ハ・ユンギョン)は、検事長(チョン・マンシク)の指示通りに動きつつ、この事件を自身のキャリアアップのチャンスと考えている。

演じるのは、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で“春の日差し”のような同僚を好演したハ・ユンギョン。今作では自身のキャリアと検察官としての矜持の狭間で揺れ動く2面性を感じさせるキャラクターとなる。

そして鍵を握る女性ジェヒを演じるのは、チ・チャンウクと「最悪の悪」で濃密なシーンも演じたキム・ヒョンソだ。人気R&Bシンガー・BIBIとして知られるが、最近は俳優としても脚光を浴びている。

カンヌ国際映画祭に正式出品された『このろくでもない世界で』で第60回百想芸術大賞新人演技賞を受賞。11月8日よりディズニープラスで配信される「熱血司祭 シーズン2」では一転、麻薬捜査チームの刑事にも扮する。

妖艶なカリスマ性とは裏腹に、ある“秘密”を隠し持つ恐怖を抱えた謎多きジェヒ役はさらなる飛躍点となるはずだ。


緩むことのない緊張感の連続、
江南の闇に斬り込む


夜の江南、爆音が鳴り響くクラブ、秘密のVIPルーム、女性を“配達”するMD(マーチャンダイザー)、酒に混入されるドラッグ、“モルカ”(盗撮)、君臨する芸能人、そして警察・司法権力との癒着…。

この漆黒の闇に斬り込むのは、映画『金の亡者』でチョ・ウジンと組んだ女性監督パク・ヌリ。『ベテラン』『密輸1970』などのリュ・スンワン監督『生き残るための3つの取引』や『ベルリンファイル』などで助監督をつとめ、実際に“韓国のウォール街”汝矣島に1年間通い、証券トレーダーたちを観察しながら脚本を執筆したという金融サスペンス『金の亡者』で監督デビューした。

今回パク・ヌリ監督は、今作ともつながる部分が多い小説「メイド・イン・カンナム」や『聖なる復讐者』として映画化された「CHRISTMAS CAROL」の原作者で、自身の小説「反人間宣言」のドラマ化「みんなの嘘」の企画、ドラマ「アルゴン~隠された真実~」の脚本を担当するなど、社会の暗部を描いてきた作家チュ・ウォンギュとともに脚本を手がける。

社会の膿が溜まりに溜まった腐敗の巣窟では、いまも人間の尊厳が奪われているーー。そう思わせる今作はまだ序章にすぎないが、緩むことのない緊張感ある映像が連続し没入感が半端ない。

本国のみならず、日本を含めたK-カルチャーに愛と関心を持つグローバルファンにとっても、間違いなく見逃せない1作となるだろう。


「江南Bサイド」を視聴する

「江南Bサイド」は11月6日(水)よりディズニープラス スターにて独占配信(全8話/毎週水曜日2話ずつ配信)。

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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