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アカデミー賞、長編ドキュメンタリー映画賞などのショートリストを発表 伊藤詩織監督作が選出

映画芸術科学アカデミーが、第97回アカデミー賞の国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー映画賞など10部門のショートリストを発表した。

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『Black Box Diaries』(原題)
『Black Box Diaries』(原題) 全 3 枚
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映画芸術科学アカデミーが、第97回アカデミー賞の国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー映画賞など10部門のショートリストを発表した。国際長編映画賞には85か国の作品の中から、全15作品が選出された。日本代表作品は、黒沢清監督の『Cloud クラウド』だったが、ショートリスト入りを逃した。

ショートリストに選出された15作品のほとんどは、カンヌ国際映画祭やサンダンス映画祭などですでに注目されたり、様々な賞を受賞してきた作品だ。中でも、ジャック・オーディアール監督の『Emilia Pérez』はカンヌ国際映画祭で審査員賞、女優賞、サウンドトラック賞を受賞し、今後開催されるゴールデングローブ賞では8部門10ノミネートを獲得している注目株。

『Emilia Perez』(原題) © 2024 PAGE 114 - WHY NOT PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA

長編ドキュメンタリー映画賞のショートリストには、日本の伊藤詩織監督作『Black Box Diaries』が選出された。同作は、自身が被害にあった性的暴行への勇気ある調査に乗り出していくその姿を自ら記録した、これまでにない形のドキュメンタリー映画。日本人監督が同賞のショートリストに選出されることは、アカデミー賞の歴史の中で初めてという快挙だ。

第97回アカデミー賞は、映画芸術科学アカデミーの会員による投票が1月8日から12日まで行われ、1月17日にノミネート作品や候補者が発表される。最終投票は2月11日から18日まで行われ、3月2日に授賞式にて結果が明らかになる。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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