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【特集】“盾”を受け継ぎ、新たな世界へ…翼を操るヒーロー、新キャプテン・アメリカのこれまで&魅力を大解剖

マーベル・スタジオの劇場公開最新映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の主役、新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンをより深く知るために、これまでの活躍とキャラクターの魅力、最新作の見どころに迫る。

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『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』© 2025 MARVEL.
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』© 2025 MARVEL. 全 11 枚
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“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、“正義の象徴”である盾を託されたのはアベンジャーズの一員でもあるファルコン=サム・ウィルソン。キャプテン・アメリカを受け継いだ彼が主役をつとめる、この冬の大注目作が、マーベル・スタジオの劇場公開最新映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2月14日日米同時公開)だ。

サムは、キャプテン・アメリカという重責に葛藤しながら、本作では恐るべき陰謀に巻き込まれ、かつてない強大な敵へと立ち向かっていく。

次のアベンジャーズの中核を担うと言われているキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンをより深く知るために、フライトスーツを着用し鋼の翼を駆使して戦ったファルコン時代の活躍と彼自身の魅力、そして最新作の見どころに迫る!


“正義の象徴”キャプテン・アメリカ
はどんなヒーロー?


アベンジャーズの中心人物として“キャップ”として慕われ、確固たる信念と圧倒的強さでリーダーシップを発揮し、ヒーローたちを牽引してきたキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』© 2025 Marvel ディズニープラスにて見放題独占配信中

誰にも負けない勇気と正義感、仲間や国を思う心を持った彼は、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)にて初登場。第二次世界大戦中に行われた極秘実験<スーパーソルジャー計画>に志願し、超人血清によって強靱な精神と肉体、驚異の身体能力をもつヒーロー、キャプテン・アメリカとなって敵と戦った。

その高潔さは、アベンジャーズのヒーローの多くが成しえなかった、高潔な者でないと持ち上げることすらできないソーのハンマー「ムジョルニア」を手にして扱えるほど。

星条旗を模したスーツをまとい、頑丈なヴィブラニウム合金製の盾を駆使して、70年の眠りから目覚めた後もウルトロンやサノスをはじめ襲いくる数々の敵と戦ったキャプテン・アメリカは、正義の象徴ともいえる存在にまでなった。


親友であり相棒、“キャプテン・アメリカ”を継承するサム これまでの活躍


■キャップの唯一無二の相棒!アベンジャーズ時代のファルコン

元空軍兵士のサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)で、そんな“キャップ”ことスティーブと出会い、すぐに意気投合して友情を築いた。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ディズニープラスにて配信中 © 2016 MARVEL

人工の翼で空を舞うファルコンとして、窮地に立たされたスティーブとブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフを手助けして以降、その戦闘力や冷静な状況判断力を生かし『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズでキャップの相棒として数々の戦いを共にしてきた。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でアベンジャーズが分裂した際には、もちろん親友のキャップ側につき、飛行能力を存分に発揮してアイアンマンやスパイダーマンとも対等に渡り合う戦闘スキルを魅せ、ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズとも名コンビ(!?)ぶりを発揮した。

『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』(2018)では、サノスのいわゆる“指パッチン”で消滅してしまうが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で復活しアベンジャーズの勝利に貢献。そして、ヒーロー引退を決めたスティーブから盾を託された。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』© 2025 MARVEL.

「持ってみろ」と、サムがキャップから盾を渡されるシーンは『エンドゲーム』のラストを飾る感動的なシーンの1つだ。「借り物みたいだ」とサムは違和感を抱えながらも、「君のだ」と続けるキャップに万感込み上げる様子で「ありがとう。最前を尽くすよ」と応じ、固く握手を交わした――。


■責任の重さに葛藤するサム。一度は盾を手放すも…

『エンドゲーム』後が描かれたドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で、サムは、ヒーローの象徴、そして正義の象徴ともいえる“キャプテン・アメリカ”を継承する決心ができず、盾を一度手放してしまう。

あまりにも偉大なキャプテン・アメリカ=スティーブの後を継ぐという圧倒的な重み…。全世界に共通認識として存在するキャプテン・アメリカの“イメージ”からも、黒人である自分はそぐわないと考えていた。

そんな中、米政府は独自に陸軍士官のジョン・ウォーカーという男を新たなキャプテン・アメリカとして任命する。しかしジョンは、"キャプテン・アメリカ"という役割のプレッシャーから、次第に独善的で暴力的な行動を取るなど、危うい面をさらけ出していく。

そして、思い悩むサムは、超人血清を投与された退役軍人イザイア・ブラッドリーと出会い、米政府が秘密裏に次の超人を生み出すための人体実験を行っていたという暗い過去の事実を知ってしまう。

キャプテン・アメリカの名が穢れるのを止めるべく、サムはスティーブが築き上げてきた高潔な精神を自らで体現する覚悟を決めたのだった…。


フレンドリーでポジティブな人柄が魅力、等身大の姿に共感必至!


「サムは“思いやりの人”だから魅力的。人格者であり人に尽くせるところが好きだ。希望を捨てないところもすばらしい。だからスティーブとも親友になれたんだろうね」

キャプテン・アメリカを継承したサム・ウィルソンについて、10年以上にわたり同役を演じてきたアンソニー・マッキーは日本版声優を担当する溝端淳平との対談映像でこう紹介している。

空軍時代、作戦で当時の相棒を亡くしているサムは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で退役軍人のカウンセリングを担当していたところ、スティーブに出会い、彼の孤独や喪失感、現代に懸命に馴染もうとする姿に理解と共感を寄せ、親交を深めた。

また、一時はアベンジャーズを危機に陥れたウィンター・ソルジャーとも当初は犬猿の仲だったが、いまでは軽口をたたき合う絶妙な距離感を保つ仕事上のパートナー。フレンドリーで、バトル中でもウィットの効いたジョークを飛ばすのがサム流だ。

そしてスティーブ同様、苦境に立つ人々に誠実に向き合おうとするところは、サムの最大の長所だろう。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でついに心を決めたサムが世界に向けて語った「俺が持つ力は人を信じる心だけ」という言葉こそが、彼がキャプテン・アメリカを受け継ぐにふさわしいことを証明している。


『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』公式サイト

日本が鍵を握る!? マーベルの新時代を告げる必見作!


最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、こうして“正義の象徴”の重みを背負う決意をしたキャプテン・アメリカ=サム・ウィルソンの新たな戦いを描く。

アメリカ大統領サディアス・ロスが開く国際会議で起こったテロ事件をきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展。この混乱を食い止めようとするサムに、レッドハルクと化したロスが襲いかかる…。世界の暴走─全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だったーー。

『スター・ウォーズ』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズの名優ハリソン・フォードが、大統領に上りつめたサディアス・ロスを演じることでも注目を集めている本作。

ロスといえば、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で超人的な力をもつアベンジャーズを批判し、アベンジャーズ分裂のきっかけを作った人物。これまでヒーローを敵視してきた存在ながら、本作ではキャプテン・アメリカに「アベンジャーズを再結成してほしい」と要請している。

ロスがなぜレッドハルクとなるのか、影で暗躍する人物とはいったい誰なのか。過去の因縁と巨大な陰謀に巻き込まれていくキャップ =サムの奔走は見逃せない。

また、エミー賞を席巻した「SHOGUN 将軍」の平岳大演じる日本の尾崎首相の思惑も絡むらしく、桜並木でのレッドハルクとの大バトルなど、日本の立場が鍵を握りそうだ。

何よりサムにしかできない、キャプテン・アメリカの斬新かつアクロバティックな戦い方に心が躍る。ファルコンのごとく鋼の翼で大空を駆け巡り、正義の盾を駆使する新次元のサスペンス・アクション超大作となるはず! マーベルの新時代を告げるに違いない、2025年必見作への期待が膨らむ。


『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』公式サイト

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2月14日(金)より全国にて公開。

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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