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現代社会に痛烈なメッセージ込める『コメント部隊』監督「この社会環境についてすべて盛り込みたい」

ソン・ソック主演『コメント部隊』より、アン・グクジン監督のメッセージが到着した。

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『コメント部隊』©2024 ACEMAKER MOVIEWORKS & KC VENTURES & CINEMATIC MOMENT All Rights Reserved.
『コメント部隊』©2024 ACEMAKER MOVIEWORKS & KC VENTURES & CINEMATIC MOMENT All Rights Reserved. 全 3 枚
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ソン・ソック主演『コメント部隊』より、アン・グクジン監督のメッセージが到着した。

本作は、国家情報院の世論操作事件を題材にしたチャン・ガンミョンの同名小説を原作とする「世論操作」に強烈な疑念を提起する新たな犯罪スリラー。アン・グクジン監督が9年ぶりにメガホンを取り、脚本も手掛けた渾身作だ。

アン・グクジン監督は2008年、短編映画『うちへ遊びにおいで(原題)』でデビュー。2015年映画『誠実な国のアリス』で韓国社会を赤裸々かつ愉快に風刺しマスコミと批評家から好評を得て映画界の次世代監督として注目された。

本作でアン・グクジン監督は、「コメント部隊」や「ネット世論操作」など、周囲で一度は聞いたことのある身近な話だが、現実の問題でありながら誰も実態を確認したことのない斬新かつあいまいとしたテーマを選んだ。その演出のきっかけについて、「現代社会に潜む陰謀論について、目の前で見せることができる映画ではないか。単なる1つのネットの話ではなく、今私たちが生きているこの社会環境についてすべて盛り込みたい」と語る。

また、「『コメント部隊』は面白い陰謀論があふれるネット投稿のような映画だと思う」と語ったように、映画はコメント部隊の実態からネット世論操作をする方法、それによって生じるバタフライ効果までを赤裸々に描き、現代社会に痛烈なメッセージを投げかける。

さらに監督は、「永遠に消えることのないネット世界で、何度でも見返せる映画になってほしい」とも語っている。

『コメント部隊』は2月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開。



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《シネマカフェ編集部》

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