エドワード・ベルガー監督作『教皇選挙』の世界興行収入が、今週中に1億ドルに到達する見込みであることが分かった。「Variety」誌が報じた。
エドワード・ベルガー監督はこの朗報に、「これは私にとって非常に個人的な映画なので、世界中の多くの映画ファンとつながり、作品を楽しんでもらったということを聞いてとてもうれしいです」と声明を発表したという。
本作はローマ教皇の選挙(コンクラーヴェ)をめぐるミステリーを描いた映画。主演はレイフ・ファインズで、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニといった名優が共演。製作費は約2000万ドル。
現在の『教皇選挙』の世界興行収入は9850万ドルで、そのうち海外興収が6630万ドル、北米興収が3220万ドル。日本公開は3月20日で、韓国、台湾でもまもなく公開される。
映画ファンは「世界興収1億ドル超えにふさわしい映画。レイフ・ファインズがアカデミー賞を獲れますように」「素晴らしいニュース。私はこの映画を何度も映画館で観た。観るたびにおもしろくなっていく」「製作費の5倍稼ぎ出すとはすごい」とXにコメントを寄せている。
「IMDb」によると2025年度の映画祭や映画賞で73受賞、306ノミネーションを獲得。16日に開催された英国アカデミー賞では作品賞を含む4部門受賞を果たし、3月2日に開催される米アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞など8部門で候補となり、結果待ちだ。