川口春奈と松村北斗が共演する「アンサンブル」第6話が2月22日に放送された。瀬奈と真戸原を見守りながら密かにサポートするメンバーに「かっこいい」「この事務所好き」などの声が上がっている。
本作は、現実主義の弁護士と、理想主義の新人弁護士という真逆なふたりが恋愛トラブル裁判に挑むバディを組む、法廷からはじまるリーガルラブストーリー。
川口春奈演じる小山瀬奈は、コスパ・タイパ重視の現実主義者だがクライアントに寄り添う姿勢が評判となり、恋愛トラブルの依頼が数多く舞い込む、たかなし法律事務所の人気弁護士。一方、松村北斗演じる真戸原優は、大学卒業後に弁護士を目指し始めた型破りな新人弁護士。明るく実直で包容力があり、自己肯定感が高く、ポジティブな行動派だが、理想主義者で愛や真心を信じすぎるところがあり、ある裁判をきっかけに「たかなし法律事務所」の一員として働くことに。
瀬奈が所属する「たかなし法律事務所」の所長・小鳥遊翠役に板谷由夏、恋愛体質なパラリーガル・園部こずえ役に長濱ねる、瀬奈をライバル視する弁護士・早川崇役にじろう(シソンヌ)、事務員・星野藍役に東野絢香が出演する。さらに瀬奈の元恋人・宇井修也役として田中圭が出演するほか、瀬戸朝香、光石研、八木亜希子、香音、橋本マナミ、SUMIRE、戸塚純貴ら豪華キャストが共演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
真戸原(松村)との交際をスタートさせた瀬奈(川口)。真戸原は交際していることを事務所のみんなに報告したいというが、瀬奈は周囲の目を気にして秘密にしたいと言う。同じ頃、二人が交際していることを偶然知ってしまった早川(じろう)とこずえ(長濱)。周囲に内緒したい意志を感じた二人は、陰ながら応援することに。だが、たかなし法律事務所の口コミサイトに「社内恋愛をしている弁護士がいる」「公私混同している弁護士は信頼できない」と批判的な口コミがあるのを発見してしまい、瀬奈と真戸原の恋を守るため、密かに犯人捜しに動き出す。
そんな瀬奈と真戸原のもとには新しい案件が。クライアントは会社員の梅林恵(水崎綾女)。恵は会社の後輩の正田和樹(井上想良)と交際をしていたが、正田の束縛が強く、恵から別れを切り出したという。その後、正田は退職することになるのだが、全社宛のメールに「恵が浮気をした」と書かれていた。正田は誤送信だと言っているが、恵はフラれたことへの報復であるとして、名誉棄損で訴えたいと話す。依頼を受けて調査を進める二人は、正田のメールには報復の意図があった感触を得るが…というのが第6話のストーリー。
批判的な口コミを書いたのは、第5話で瀬奈と真戸原が弁護を担当していた梶野穂花(山崎紘菜)だった。裁判に負け、自身が不幸のどん底にいるにも関わらず、担当していた瀬奈と真戸原が幸せそうにしていることが許せなかったと告白する穂花に対し、こずえと早川は、瀬奈は穂花の想いに寄り添いたい一心だったことを伝える。そして、早川は自身に離婚経験があることを明かしたうえで「あなたは1人ではありません」「辛いことがあったらいつでも事務所にいらしてください」と寄り添い、穂花は口コミを全て削除した。SNSでは「行動力ありすぎるこずえちゃんかっこいい」「早川さんかっこいい上司」「めっちゃいい事言う」と絶賛する声で溢れた。

一方、裁判当日あくまでも誤送信を主張し、恵が社内恋愛を秘密にしたがった理由を「他の男に乗り換えるつもりだったからだ」と言う正田に対し、真戸原は、恵が親友に嬉しそうに正田のことを話していたことを伝え「関係を秘密にされていることばかり気にして、恵の気持ちが見えていなかったのでは?」と問いただす。閉廷後、恵の気持ちや真実を知った正田は、メールを送ってしまったことを謝罪し、二人は和解した。正田と恵の姿を見ていた瀬奈は、交際を秘密にしたかったのは自分勝手な理由だったと真戸原に謝罪し、事務所のみんなに伝えることに決める。
瀬奈は事務所のみんなより先に母・祥子に伝えようとするが、宇井との復縁が瀬奈の幸せだと考えていた祥子は強く反対。落ち込む瀬奈だったが改めて感謝を伝え、真戸原との交際を認めて欲しいとお願いして祥子は承諾する。祥子の言動にはSNSで「ひぃ~~~」「怖すぎる」「過干渉すぎる」という声が上がった。

ラストでは、事務所のメンバーが瀬奈と真戸原の交際を祝福するパーティーの開催を計画。しかし、瀬奈が店に向かおうとすると突然宇井が事務所に現れ「咲良がいなくなるかもしれない」と言い、憔悴しきった様子で瀬奈へもたれかかる。そんな二人の姿を、瀬奈を迎えに来た真戸原が目撃してしまうところで第6話が幕を閉じた。
冒頭から「朝からデートかわいい」「真戸原くんウッキウキで可愛すぎる」「手の出し方かわいすぎる」「バレバレすぎて笑う」といった声や所長や事務所のメンバーに「みんな2人を見守ってて可愛い」「この事務所好き」という声が上がっていたが、ラストの展開に「なんて最悪のタイミング」「一難去ってまた一難」などの声も上がっている。
【第7話あらすじ】
瀬奈(川口春奈)と真戸原(松村北斗)の交際は事務所の面々に暖かく受け入れられ、MATO庵でお祝いのパーティが開かれた。しかし、その場に瀬奈は現れなかった。心配した真戸原は事務所に迎えに行くと、瀬奈と宇井(田中圭)が事務所で抱き合うところを目撃してしまう。翌日、新しい案件があると翠(板谷由夏)に相談する瀬奈。新しい案件のクライアントは宇井で、咲良(稲垣来泉)の実母・木原美沙希(市川由衣)が親権を求めているという。宇井は今まで長い間連絡すら取れなかった美沙希に咲良の親権は譲りたくないと、瀬奈に弁護を依頼してきたのだ。
宇井の案件の話を聞いた真戸原は、瀬奈と宇井が抱き合っていたのは、咲良のことを相談する中で起きたことだと頭では理解するが、二人の間には自分が入り込めない深い絆があると感じ、不安な気持ちになる。そんなこととは知らず、宇井の案件の調査を進めていた瀬奈は、美沙希が宇井の兄・智也と離婚した当時、智也の海外赴任先のシンガポールに咲良を残して一人で帰国、その後再婚をしていたと知る。美沙希の今までの行動から、宇井がそこまで不利な状況ではないと感じた瀬奈は、咲良の気持ち次第で宇井が親権を取れる可能性を見出す。その頃、和夫(光石研)は家族に内緒で店の売上金を抜き、翠と密会していた。さらには翠からもお金を受け取る和夫。二人が金を渡しに向かった相手は、真戸原の実母・ケイだった。
「アンサンブル」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。