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早川千絵監督最新作『ルノワール』6月公開 石田ひかり&リリー・フランキー&河合優実ら出演

日本・フランス・シンガポール・フィリピン・インドネシアの国際共同製作作品『ルノワール』の公開が決定。鈴木唯、石田ひかり、リリー・フランキー、中島歩、河合優実、坂東龍汰が出演する。

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『ルノワール』©2025『RENOIR』製作委員会+International Partners
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日本・フランス・シンガポール・フィリピン・インドネシアの国際共同製作作品『ルノワール』の公開が決定。鈴木唯、石田ひかり、リリー・フランキー、中島歩、河合優実、坂東龍汰が出演する。

1980年代後半のある夏。11歳のフキは、両親と3人で郊外の家に暮らしている。ときには大人たちを戸惑わせるほどの豊かな感受性をもつ彼女は、得意の想像力を膨らませながら、自由気ままに過ごしていた。ときどき垣間見る大人の世界は、刺激的だけどなんだか滑稽で、フキは楽しくて仕方ない。だが、父と母との間にはいつしか大きな溝が生まれていき、フキの日常も否応なしに揺らいでいく――。

本作は、長編初監督作品『PLAN 75』で評価を集めた早川千絵監督の最新作。日本がバブル経済真っ只中だった80年代後半の夏、闘病中の父と、仕事に追われる母と暮らす少女・フキの物語。

子ども特有の感情を細やかに描写すると共に、フキが関わる大人たちの人生のままならなさや、人間関係の哀感を温かなまなざしとユーモアを持って描き出す。観る者は、自分にも覚えのある子どもならではのひりひりとした感情と、いまの自分に似た大人たちの孤独や痛みに共感し、激しく心を揺さぶられるだろう。

主人公・フキを演じるのは、オーディションで大抜擢された鈴木唯。「映画の主演が決まったときは、『え?!本当!』と、とても驚きました」と決定時をふり返る。

また、石田ひかりがフキの母・詩子、リリー・フランキーが父・圭司、フキが出会う大人たちは中島歩(御前崎透役)、河合優実(北久理子役)、坂東龍汰(濱野薫役)が演じる。

石田は「日本語と英語、フランス語とジョークが飛び交う、楽しくおしゃれで刺激的な現場でした」と撮影の様子を明かし、リリー・フランキーは「この少女の一瞬に、美しさと儚さ、生活と時間、脆さと希望。様々な星屑がきらめいていて、撮影をしながらも、名作の誕生に携わっている名誉を感じていました」とコメント。

中島は「懐かしく寂しく美しい世界に、潜るような映画体験になるでしょう」と語り、河合は「1日だけの参加でしたが、早川千絵監督の人柄が滲み出ているような、あたたかく、純粋で、細やかな仕事の集まった現場だなと感じました。その中で慎重に、自分にできることをしました。この映画にお力添えできて嬉しいです」と参加を喜んだ。

坂東は「今まで経験した現場とは少し違い、いろんな国のスタッフの方々との現場づくりはとても新鮮で刺激的でした。僕は唯さんとのシーンが多かったのですが彼女の持つ不思議な魅力にちゃんと反応できるように、そして現場での状態を柔らかく保てるように心がけました。これからこの映画を見てくださる方々にどのように受け取っていただけるのかとても楽しみです」と公開に期待を寄せた。

『ルノワール』は6月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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