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『1980 僕たちの光州事件』突然の戒厳令が市民の小さな幸福を踏みにじる…本予告解禁

『KCIA 南山の部長たち』『ソウルの春』から連なる韓国現代史の闇、光州事件を市井の人々の視点で描く『1980 僕たちの光州事件』から予告編と場面写真が解禁となった。

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『1980 僕たちの光州事件』© 2024 JNC MEDIA GROUP, All Rights Reserved.
『1980 僕たちの光州事件』© 2024 JNC MEDIA GROUP, All Rights Reserved. 全 6 枚
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『KCIA 南山の部長たち』『ソウルの春』から連なる韓国現代史の闇、光州事件を市井の人々の視点で描く『1980 僕たちの光州事件』から予告編と場面写真が解禁となった。

『KCIA 南山の部長たち』では長年独裁者の座に君臨したパク・チョンヒ大統領の暗殺事件を、『ソウルの春』ではその直後に起きたチョン・ドゥファンによる軍事クーデターを、それぞれ史実を基にしたフィクションとして傑作映画に仕上げ、大ヒットに導いた韓国映画界。

そんな中、忘れてはならないのが『ソウルの春』で権力の座を簒奪した軍事政権が引き起こした歴史的悲劇「光州事件」。

本作はその事件のど真ん中に生活をしていた「ごく普通の家族」の姿に焦点を当て、権力が市民の小さな幸福をいかにして踏みにじったのか、そして悲劇の中にあっても大切な人を守りたいと願う思いがいかに尊いものなのかを、ときにユーモアを交えながらも切々と描いていく。

予告編では1980年に起こった光州事件当時の写真や映像が流れ、「我々は全力で闘争することを決意する」という力強い闘争の宣言で幕を開ける。

そんな社会情勢とは無縁のように、念願だった中華料理屋を開店した家族は、幸せに包まれていた。孫のチョルスに将来店を継ぐように語り掛ける祖父に対し、チョルスは軍人になって近所に住んでいる仲良しの女の子と結婚すると無邪気に言い返す。

そんな平凡な会話であふれる日常が突然、天国から地獄へと変わっていく。「戦争が始まっちまった」という言葉通り、町中には驚くほどのスピードで暴力が蔓延。笑顔があふれていた家族は、予想だにしなかった悲劇に巻き込まれていく。

また併せて、幸せそうな日常生活を切り取ったシーンと、戒厳令で緊迫感が溢れる場面写真も解禁されている。

『1980 僕たちの光州事件』は4月4日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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