日本アカデミー賞が第48回より、その年の最も印象に残る主題歌を担当したアーティストに「主題歌賞」を贈呈。初の受賞が「Mrs. GREEN APPLE」による大泉洋主演『ディア・ファミリー』の主題歌「Dear」に決定し、大森元貴からコメントが到着した。
日本アカデミー賞では「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典」として、1年の映画界の総決算である授賞式にて映画に携わる俳優、スタッフを顕彰し、今回で48回目を迎える。
賞発足当初から「音楽部門」は設立されており、劇伴作曲者を対象に顕彰してきたが、さらに、作品の世界観を表現する重要な存在であり、映画と観客の架け橋になっている主題歌についても顕彰することに。
栄えある初回の受賞者となる、第48回日本アカデミー賞主題歌賞の受賞者は、授賞式の副賞協力「TASAKI」の推薦、映画人の組織である当協会会長、ならびに役員の選考により決定。
特別賞新賞「主題歌賞」初の受賞者は「Mrs. GREEN APPLE」による「Dear」が選ばれた。

「Dear」は、家族の絆を描いた実話を基に映画化された『ディア・ファミリー』(監督:月川翔、脚本:林民夫)の主題歌。作詞・作曲を担当した大森元貴が、事前に作品の資料や映像を見て得たエネルギーや生きる活力を込めて書き下ろした。壮大でエモーショナルな楽曲はエンディングにさわやかな余韻を残し見る者の感動をより深めた。

「Mrs. GREEN APPLE」は2024年の映画主題歌としてほかに、『サイレントラブ』の「ナハトムジーク」、映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』の「ビターバカンス」も担当。どの作品においても映画に寄り添った楽曲で映画と主題歌の融合で観客を魅了し、話題を集めた。
●「Mrs. GREEN APPLE」受賞者コメント

この度、新たに設立された特別賞「主題歌賞」を受賞いたしました。
映画と音楽は非常に密接な関係にあり、日々音楽を創作する者として「作品の邪魔だけはしたくない。その映画に関わったすべての方々へ感謝の気持ちを込め、最大のラブレターであるべきだ」と思いながら主題歌を担当させていただいております。
名誉ある祭典で初の受賞者となり、その大きさに背筋が伸びます。
今後とも胸を張って、より良い音楽を創るべく邁進してまいります。
大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)
「第48回日本アカデミー賞授賞式」は3月14日(金)にグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて開催。
¥19,800
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