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【第48回日本アカデミー賞】吉岡里帆が感激のスピーチ「エネルギーを残していく一人として、少しでも観ていただける方のパワーになりたい」

俳優の吉岡里帆が、『正体』で第48回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞した。

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『正体』(C)2024 映画「正体」製作委員会
『正体』(C)2024 映画「正体」製作委員会 全 5 枚
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俳優の吉岡里帆が、『正体』で第48回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞。舞台公演中のため、能登からの中継で出演となった吉岡は、「えっ」と驚いた表情を見せた後、「少しでも観ていただける方のパワーになるよう、これからも精進します」と感激のスピーチを寄せていた。

優秀助演女優賞は、吉岡さんのほか、芦田愛菜(『はたらく細胞』)、清原果耶(『碁盤斬り』)、土屋太鳳(『八犬伝』)、山田杏奈 (『正体』)の選出となり、フレッシュな顔ぶれがそろっていた。

©日本アカデミー賞協会

『正体』にて吉岡は、鏑木(横浜流星演じる主人公)が潜伏中に那須という偽名を使ってフリーライターとして働いていた際、那須を信頼して仕事を任せていた安藤沙耶香を演じた。那須が指名手配犯の鏑木だと気づいた後も、自分の感じたことを信じ、自分の見てきた鏑木を信じる。自身も父親の冤罪を晴らすべく戦っており、周りに流されない、しなやかな強さのある女性を好演。そのまっすぐな眼差しは鏑木にとっても作品にとっても希望であり救いとなった。

『正体』(C)2024 映画「正体」製作委員会

最優秀賞で吉岡の名が呼ばれると、リモート出演していた吉岡は「えっ、今つながっているんですね…!」と手で口を多い驚いた表情を見せた。その後「ありがとうございます。とてもうれしいです。この作品は私にとって、人生においてとてもとても重要な作品になりました。『正体』のチーム全員が、心からいい作品を作りたいと思って一致団結したとき、手を取り合ったとき、すごいパワーを発揮する。(そんな)映画というものにすごく携わっていきたいと思っています」と感謝を伝えた。

©日本アカデミー賞協会

さらに「今日も能登から挨拶していますが、今は正直お茶の間にいる気持ちで、大好きな俳優さんたちが挨拶しているのを見て笑顔になってしまったり“私もその作品感動した”という気持ちになって。遠く離れていたとしても、映像はその場所にエネルギーを残していく、時代を超えて残していくと思っています。そんな一人として少しでも見ていただける方のパワーになるよう、これからも精進します。藤井組に出会えて幸せです。ありがとうございました」と大きな笑みを広げていた。




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《シネマカフェ編集部》

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