米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭 東京発ショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025」(SSFF & ASIA 2025)の開催が決定した。
「creative active generative」をテーマに開催される今年の映画祭への応募作品としては、その土地ごとの家族の絆やジェネレーションギャップがテーマになった作品が多かった中、インターナショナルカテゴリーでは、イスラエル・パレスチナの紛争を描く作品が半数を占めた。
ユニバーサルな思春期、Z世代のトランスユースの視点、認知症がモチーフとなるストーリーといった応募作品のトレンドも増え、AIを活用した作品は275点の応募数を数えたが、全編AIで製作する作品は少なくなっているという。

オープニングセレモニーは、新たにまちびらきするTAKANAWA GATEWAY CITYの会場で開催。レッドカーペットには、審査員で映画監督30周年を迎える岩井俊二、オープニングイベント<日韓国交正常化60周年関連イベント>JAPAN-KOREA Friendly Concertに登場するオ・マンソク(「愛の不時着」)や、ユ・ジュンサン(「がんばれ! プンサン」)も登場する。
JAPAN-KOREA Friendly Concertは、オ・マンソク、ユ・ジュンサン、朝夏まなと、加藤和樹、別所哲也によるライブコンサート&トークショーとなっている。
なお、翌年のアカデミー賞ノミネートに通じる5部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパンのライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門)はじめ、映画祭入選作品の上映・配信ラインアップは、4月24日(木)に発表される。
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025」開催概要
■開催期間:
4月24日(木)~6月30日(月)オンライン会場
※期間により配信プログラムが異なります。
5月28日(水)オープニングセレモニー
5月29日(木)~6月10日(火)東京会場
6月11日(水)アワードセレモニー
■上映会場:
TAKANAWA GATEWAY CITY、表参道ヒルズ スペースオー、
赤坂インターシティコンファレンス、WITH HARAJUKUほか
※会場により期間・プログラムが異なる
■チケット:
上映会場、オンライン会場ともに有料、一部イベントは無料
販売開始は4月24日(木)14:00~
※オープニングイベントは同日18:00~