俳優キム・スヒョンが、故キム・セロンさんの死去をめぐって浮上した数々の疑惑について、自らの立場を明らかにした。
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キム・スヒョンは3月31日、ソウル・麻浦区のスタンフォードホテルで記者会見を開き、キム・セロンさんの死と関連して取り沙汰されている「未成年交際疑惑」などについて説明した。
キム・スヒョンは「これまで私を応援してくださったすべての方に謝罪する。今この瞬間も不安でいっぱいだ。私の言葉がまたどんな結果を招くのか分からない。でも、私はこういう人間なので、やはり自分の口で説明するべきだと思った」と語り、時折涙を見せながら真摯な姿勢を見せた。
また、「『穏便に済ませよう』『リスク管理のためにある程度認める姿勢を見せて関心が薄れた頃に復帰を準備しよう』といった助言もあった。もしその通りにしていたら、私と故人のプライベートがここまで暴かれることはなかったかもしれない。日々、『明日は何の写真を出す』『暴露する』といった脅迫を受けずに済んだだろうし、私生活を撮った写真が流出して侮辱されることもなかったと思う」と打ち明けた。
さらに、「だが、私はそのようなやり方はできなかった。嘘を事実として認めろと脅してくる相手の要求には応じられない」と断言し、「皆さんが最も気にされている点についてお話する。私は、故人が未成年だった頃に交際していた事実はない。また、私が故人を突き放したことで、あるいは所属事務所が故人に借金の返済を強要したことで、悲劇的な選択をしたという話も事実ではない」と語った。
続けて、「私たちはどちらも俳優という職業を除けば、他の恋人たちと同じように普通の関係だった。好意を持って付き合い、時が経って別れを迎えただけだ。その後は、あまり連絡を取ることもなかった」と説明した。
また、「多くのカップルと同じように、別れた後に個別に連絡を取るのは慎重にならざるを得えない。お互いに顔が知られる俳優という立場でもあり、同じ所属事務所にいた頃は故人の近況をある程度把握していたこともあり、より一層そうだった。そのため、飲酒運転の事故が報じられた際にも簡単には連絡できなかった」と語った。
「故人の遺族を代弁するというYouTubeチャンネルで、（キム・セロンさんの）最後の所属事務所の代表が『彼女はキム・スヒョンのせいで辛かった』という発言をしていたが、当時故人には別の交際相手がいたと聞いている。そういった状況で私が連絡を取ることに対して、とても慎重にならざるを得なかった。すでにお互いが別々の人生を歩んでいる中で、何をどう話すべきかも分からなかった」と明かした。
キム・スヒョンは去る2月16日にキム・セロンさんが死去した後、未成年交際や借金の督促など、さまざまな疑惑の渦中にある。
キム・セロンさんの遺族側はYouTubeチャンネル「ガロセロ研究所」を通じて、「未成年の頃からキム・スヒョンと約6年間交際していた」と主張。これに対しキム・スヒョン側は、「交際は彼女が成人してからであり、期間は2019年夏から2020年秋まで」と反論した。また、彼女の経済的困窮を見捨てたという疑惑についても、事実無根だと否定している。
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