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第64回カンヌ批評家週間、クロージング作品は瀬戸桃子監督のアニメ映画『Dandelion’s Odyssey』

第64回となるカンヌ批評家週間のクロージング作品に、フランスを拠点に活動する瀬戸桃子監督のアニメ映画『Dandelion’s Odyssey(原題)』が選ばれた。

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映画館(※イメージ) Photo by Sean GallupGetty Images
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第64回となるカンヌ批評家週間のクロージング作品に、フランスを拠点に活動する瀬戸桃子監督のアニメ映画『Dandelion’s Odyssey(原題)』が選ばれた。瀬戸桃子監督にとって同作は初の長編アニメ監督作。「核爆発を生き延び、根を張る場所を探す旅に出る4本のたんぽぽの話」だという。

オープニング作品はベルギー出身のローラ・ワンデル監督が手持ちカメラで撮影した『Adam’s Interest(英題)』。小児病棟で無力な母、栄養失調の息子、彼らを世話する看護師の3人の登場人物を追う。

カンヌ批評家週間で上映される作品は、初めての長編または2作目までの長編であることが応募条件で、今回は1000本の応募作から11本が選ばれた。昨年度、『ANORA アノーラ』でパルムドールやアカデミー賞5部門受賞を果たしたショーン・ベイカーが制作した『Left-Handed Girl(英題)』もそのうちの1本だ。同作を監督したのは、ショーン・ベイカーの長年のコラボレーターであるシーチン・ツォウ。台北に移り住み、ナイトマーケットで屋台を始めるようとするシングルマザーと2人の娘の物語を描いた。ショーン・ベイカーはシーチン・ツォウと脚本を共同執筆し、編集も担当している。

第64回カンヌ批評家週間は5月14日~22日に開催。審査員長を『理想郷』のロドリゴ・ソロゴイェン、審査員を『NOPE/ノープ』のダニエル・カルーヤらが務める。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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