8日(現地時間)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールにて、第78回トニー賞授賞式が開催された。司会を務めたのは、『ウィキッド ふたりの魔女』のシンシア・エリヴォ。
今回は、今春「Good Night, and Good Luck」でブロードウェイデビューを果たしたジョージ・クルーニーが演劇主演男優賞にノミネートされたことが、大きな注目を集めていた。彼はダニエル・デイ・キム、コール・エスコラ、ジョン・マイケル・ヒル、ハリー・レニックス、ルイ・マッカートニーと競ったが、惜しくも受賞はならず、トロフィーは「Oh, Mary!」のコール・エスコラの手に渡った。

演劇主演女優賞には、ローラ・ドネリー、ミア・ファロウ、ラターニャ・リチャードソン・ジャクソン、セイディー・シンクらと共にノミネートされていた「The Picture of Dorian Gray」のサラ・スヌークが輝いた。

ミュージカル主演男優賞は「Maybe Happy Ending」のダレン・クリス、ミュージカル主演女優賞は「サンセット大通り」のニコール・シャージンガーが受賞。


授賞式では『ウィキッド ふたりの魔女』続編の新たなティザー映像が公開されたほか、ミュージカル「ハミルトン」初演10周年を記念した特別パフォーマンスも披露され、リン=マヌエル・ミランダ、アリアナ・デボーズ、レスリー・オドム・Jr.らが登場した。その他にも、各ノミネート作品による華やかなパフォーマンスが多数行われ、観客を魅了した。



