劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』の舞台であり、ロケ地となった沖縄で、鈴木亮平、江口洋介、菜々緒、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマが登壇し凱旋キックオフイベントを実施した。
本作は、鈴木演じる「待っているだけじゃ、助けられない命がある」という信念の持つ医師・喜多見幸太が、常に冷静沈着にメンバーを引っ張り、患者のためにどんな苦境にも飛び込んでいく救命医療ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室」シリーズ。
2023年公開の劇場版では、横浜を舞台にランドマークタワーや赤レンガ倉庫など観光名所でもある実際の建物を使用し撮影。本作では、新しいチーム「南海MER」が誕生し、沖縄と鹿児島を跨ぐ大海原と島々を舞台に、火山の大噴火から取り残された島民を救うというMER史上最大のミッションが描かれる。
イベントの会場・那覇空港のふくぎホールには、500人を超える人が集まった。南海MERが全員揃ってのイベントは、今回が初めて。劇中の役衣装での登場ということで、キャストの名前が呼ばれると会場からは歓声と拍手が巻き起こった。鈴木は「沖縄でずっと撮影しておりました。今日この場所に戻ってこられて、凱旋ということで、こんなに大きなイベントを実施できて、うれしく思います。ありがとうございます」と感謝を述べ、南海MERのユニフォームやメンバーについて聞かれると、最初はハイビスカスカラーのユニフォームにびっくりしていたと語る。

また、新メンバーの江口、高杉、生見、宮澤は、撮影に参加した感想を聞かれると、「噴火のシーンの規模がとにかく凄いので、大変な撮影を乗り越えてだんだんとメンバーとの仲も深まって、それぞれのそのキャラクターになっていくようで、楽しんで演じることができました」(江口)、「新メンバーとして受け入れられるのか不安もありましたが、MERのメンバーとして参加させてもらって嬉しかったです。どの現場にも匹敵しないくらいエキスパートが集まっている現場だなと思いました。わからないことがあっても、亮平さんがいるという安心感もあり助けられました」(高杉)、「想像以上に過酷な撮影でしたが、この現場を経験したら何も怖くないと思える現場でした」(生見)、「撮影が進むにつれて演じるキャラクター達と同じく、みんなの絆が深まるのを感じました」(宮澤)とそれぞれがチームの一体感を感じた様子。

沖縄での撮影について菜々緒は、「南の島が大好きなので、沖縄での撮影は天国でした!」と満喫したそう。鈴木は「菜々緒さんの海好きはすごいですよ!まるで人魚のようで!」と明かすと、会場からは笑い声が起こった。

そして、改めて鈴木は感謝を述べつつ、「コロナ渦で始まったTOKYO MERという作品は、“医療従事者の方々はヒーローだ”というコンセプトのもと、ヒーローもののような医療ドラマを作ろうというところから始まった作品です。今回の劇場版第二弾では医療従事者だけではなく、どんな人でも誰かを助けようと一歩踏み出す勇気を持てる人はヒーローなんだというメッセージが込められています」「鹿児島の方々にとって、火山はリスペクトして、愛する存在であると同時に、自然の脅威でもあると思います。今回は、沖縄の自然の美しさを描き出す一方で、自然というものの恐ろしさも表現しました。災害の多いこの国で生きる私たちだからこそ、何かが起きた時に誰かを守るために一丸となって行動できるような絆と、そして誰かがヒーローになれるという希望を、大人だけでなく、これからの時代を背負っていく子供たちにも届けたいと考えています」と思いを語った。

なおこの模様は、東宝YouTubeチャンネルにて6月30日(月)20時より公開。「TVer」「TBS FREE」では、7月1日(火)からドラマシリーズ、8月2日(土)からはスペシャルドラマも配信する。
劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』は8月1日(金)より公開。

