「アベンジャーズ」新章に向けた重要作とされる最新作『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』。
本作で描かれるのは、揺るぎない絆で結ばれた家族のチーム“ファンタスティック４”。今回は、“ファンタスティック４”と同じく“愛する者の存在”でさらに強くなった歴代マーベルヒーローに迫りながら、“ファンタスティック４”メンバーについても紐解いていく。
“アイアンマン”ことトニー・スターク…重要なパートナーの存在
まず紹介したいのが、アベンジャーズでお馴染みの“アイアンマン”ことトニー・スターク。天才的な頭脳を持つ有名実業家であったトニーは、最新鋭のパワードスーツで戦うヒーロー“アベンジャーズ”となって以降、何度も世界を窮地から救ってきたレジェンド。そんな彼を支えたのが、パートナーであるペッパー・ポッツだった――。
トニーの秘書を務めていたペッパーは、有能な右腕として仕事面でサポートしてきただけでなく、私生活でも、敵に命を狙われ心身ともに追い詰められたトニーをいつも冷静にサポート。トニーにとって欠かせない大切な存在となっていった。
ペッパーが敵に狙われたときにはトニーが命懸けで守り抜き、一方ペッパーもまた、トニーの危機にはすぐに駆けつけ、ときにはペッパー自身がスーツを身にまといトニーと共に最前線で戦うことまであった…！ 絶体絶命の状況でも、共に支え合い戦ってきた2人。愛する人の存在があったからこそ、2人は何度でも立ち上がることができた。2人の絆こそが世界を救う強力なパワーともなったのだ。
“アントマン”ことスコット・ラング…愛する人がお互いを強くする
仕事も家庭も失い、人生崖っぷちという状況にあったスコット・ラングは、娘に会うため、そして人生をやり直すため、身長1.5cmになれる特殊なスーツを身にまとい、悪に立ち向かっていったヒーローだ。
そんな彼を支えたのが、後にヒーロー“ワスプ”として活躍することとなるホープ。スーツの開発者の娘であるホープは当初、スコットに対し冷たく接していたが、スコットに厳しい訓練を課し、共にミッションにも向かっていく中で、彼の誠実さや愛情に触れていく。
一方スコットも、知的で身体能力抜群、さらに過去の贖罪に葛藤する自分をも支えてくれるワスプに次第に心を寄せていく。強い絆で結ばれた2人は、世界に訪れたどんな困難にも息ぴったりの連携プレイで挑み、互いをも守り抜いた――。愛する人の存在が2人に戦う理由を与え、さらにはお互いを強くしたのだ。
家族ヒーローチーム“ファンタスティック４”とは…
そんな歴代ヒーローたちとまた一味違うのが、最新作に登場するヒーローチーム“ファンタスティック４”。様々な困難を経て絆が芽生えていった先のペアとは異なり、“ファンタスティック４”はヒーローになる前から“家族”。
天才科学者のリード・リチャーズとスー・ストームは夫婦、スーとジョニー・ストームは姉弟、そしてリードとベン・グリムは“Bro”（Btotherの意、ファミリーレベルの親友）だ。
もともとファミリーとして揺るぎない絆があった彼らだが、ある日、宇宙ミッション中の事故により特殊能力を得ることに。そしてそこから、彼らのヒーロー人生がスタートする…！
リード・リチャーズ／ミスター・ファンタスティックは、ゴムのように自在に伸縮する身体を駆使し、常に冷静な判断でチームを導く頼もしきチームリーダー。その妻、スー・ストーム／インビジブル・ウーマンは、自身の身体を透明化させ、目に見えないエネルギーシールドを操る、“ファミリー”の精神的支柱。
ジョニー・ストーム／ヒューマン・トーチは、陽気なチームのムードメーカー。炎を操り高速で空を駆け抜け、高熱の火炎を放つ。
そして、リードの古くからの親友ベン・グリムは、岩のように強固な身体と怪力を持つが優しく、心に葛藤を抱えたザ・シングとなった。
“家族”というどんなチームよりも揺るぎない絆で結ばれた4人は、その“ファンタスティック”な能力と持ち前の正義感で、たびたび人々を窮地から救い出してきたが、リードとスーの間に新たな命が誕生した時、惑星を食い尽くす規格外の強敵宇宙神ギャラクタスの脅威に晒されることに――。
揺るぎない絆を武器に戦うこととなる“ファンタスティック４”。彼らは愛する家族を、そして、全人類の運命を救うことができるのか。マーベル・スタジオのヒーロー新時代に注目だ。
『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』は7月25日（金）より全国にて公開。
『アベンジャーズ』『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』はディズニープラスにて独占配信中。
