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台湾次世代俳優が共演、同じ机を共有する夜間部生徒の思いとは…『ひとつの机、ふたつの制服』公開

『あの頃、君を追いかけた』のギデンズ・コー監督が大絶賛を贈り、話題を呼んだ台湾映画『夜校女生(原題)』が、『ひとつの机、ふたつの制服』の邦題で10月31日(金)より公開決定。

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『ひとつの机、ふたつの制服』 Renaissance Films Limited (C)2024 All Rights Reserved.
『ひとつの机、ふたつの制服』 Renaissance Films Limited (C)2024 All Rights Reserved. 全 9 枚
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『あの頃、君を追いかけた』のギデンズ・コー監督が大絶賛を贈り、話題を呼んだ台湾映画『夜校女生(原題)/Uniform(英題)』が、『ひとつの机、ふたつの制服』の邦題で10月31日(金)より公開決定。日本版ビジュアル、特報映像、場面写真と、監督&脚本家からのコメントが到着した。

舞台は90年代の台北。受験に失敗し、コンプレックスを抱きながらも、母の勧めにより名門校「第一女子高校」の“夜間部”に進学した小愛(シャオアイ)。

全日制と同じ教室・同じ机を使うため、小愛は全日制の成績優秀な敏敏(ミンミン)と机に手紙を入れるやりとりから“机友(きゆう)”になる。ある日、小愛は敏敏に制服交換を提案され、やがて同じ男子校生を想っていることに気づく…。

第29回釜山国際映画祭でのワールドプレミアで評判を呼び、特別上映された第61回台北金馬映画祭では、日本や韓国でもリメイクされたヒット作『あの頃、君を追いかけた』(2011)などで知られるギデンズ・コーが大絶賛したことで、さらに大きな話題となった本作。

主人公・小愛を演じるのは、『無聲 The Silent Forest』で第57回金馬奨最優秀新人俳優賞を受賞し、藤井道人監督『青春18×2 君へと続く道』にも出演、Netflix主演作も控える注目の若手女優、チェン・イェンフェイ。

彼女と“机友”になる敏敏役には、『愛という名の悪夢』で第26回台北映画祭の主演女優賞にノミネートされたシャン・ジエルー。

そして、ふたりが恋する男子校生役を『台北アフタースクール』のチウ・イータイが演じている。

監督は、『High Flash 引火点』『よい子の殺人犯』などの人気監督ジュアン・ジンシェンで、過去にアン・リーやチェン・ユーシュンといった名だたる映画人も受賞した台湾最大の脚本コンペティション「優良電影劇本奨」(台北金馬映画祭実行委員会運営)で特別優秀脚本賞を受賞したシナリオを見事に映画化した。

このたび解禁された日本版ポスターは、名門校の緑の制服を着た小愛と敏敏がメインに。胸元に注目すると、学籍番号の刺繍の色が小愛は“白”、敏敏は“黄色”。邦題にある「ふたつの制服」の意味が見えてくるビジュアル。

そしてポスターと特報には「夜間部の私が同じ机を共有したのは 全日制の可愛くて優秀な彼女だった」というコピーが印象的に起用された。

監督&脚本家から日本の観客へメッセージ

シュー・フイファン(脚本)

制服を脱いだら、あなたは何者? 今あなたが着ているのは、名門校の制服? それとも非名門校? 社会に出たらどんな制服を着て、どんな名刺を持つ? 全てを脱ぎ捨てたら、あなたはどんな人? これは一生ついて回る問いですし、この映画で皆さんに捧げたい問いでもあります。

ワン・リーウェン(脚本)

この映画は、誰より優秀というわけではないけれど、いつも真面目に生きている皆さんに捧げる映画です。この映画が皆さんに勇気をもたらし、皆さんが毎日を楽しく生きていけることを願っています。

ジュアン・ジンシェン(監督)

この映画を日本の皆さんに見てもらえて嬉しいです。この映画を見て、皆さんが今より少しだけ、自分のことを愛せるようになったらいいなと思っています。ありのままの自分でいるだけで素晴らしい。それはとても楽しいことだからです。

『ひとつの机、ふたつの制服』は10月31日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺 ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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