映画『ズートピア2』にて、上戸彩と森川智之が吹き替えを続投することが分かった。
本作は、動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園<ズートピア>を舞台にした『ズートピア』のシリーズ最新作。
前作に引き続き、いつも前向きで夢を信じるウサギの警官・ジュディを担当する上戸は、「嬉しかったです!やっと来た!と、いちファンとしても嬉しい気持ちでした。私の周りでも『ズートピア』のファンがたくさんいるので、皆さんの期待に応えたいなという思いがものすごく強いです」と喜び、娘とも『ズートピア』を観ているそうで、「私が家で声出しの練習をしていると、娘が横で“ちょっと今の違うね。”とか突っ込んでくれる。私よりもジュディの声を把握していると思うのでチェックしてもらおうかなと思っています!」と明かした。
皮肉屋だけど頼れるキツネの相棒・ニック役の森川は、「公開が決まった時は素直に最高!って感じでした。前作の『ズートピア』は本当に多くの皆さんに応援していただいた。その皆さんの熱い想いと愛情が今回の『ズートピア2』につながったのかなと思う」とファンへの感謝を言葉にした。
それぞれキャラクターについては、「ジュディは正義感が強い。猪突猛進で努力家で負けず嫌い。あとは純粋です。家族への愛もすごく素敵で、見ていてホッコリします」(上戸)、「ニックはつかみどころのないキャラクター。少しニヒルでクール。自分が思っていることをあまり表に出さないけど、ジュディと出会うことによって繊細な部分とか仲間思いなところも見えてきたりする。そういう意味ではニックの魅力はギャップですね」(森川)とコメント。
ジュディとニックのバディについては、「(前作で)全てがハッピーなストーリーだった訳ではなく、お互いに傷つけ合った2人だからこそ生まれた絆がすごく好き」(上戸)、「友達以上恋人未満。微妙なところに2人の距離感がある。距離は縮んだけれど、絶妙な距離感で常にいるところがジュディとニックとの魅力なのかなと思います」(森川)と語っている。
また、ストーリーは未だベールに包まれているが、メインの新キャラクター、ヘビのゲイリーが登場することが発表されている本作。上戸は「悪役なのか、それとも仲間なのかさえも分からない。どういうストーリー展開になるんだろうと私も気になっています」と話し、森川も「ズートピアに今まで爬虫類は出てきてないと思うんですよね。私が掴んでいる情報だと、もしかしたらズートピア誕生の“カギ”を握っているのではないか?!というところまでしか言えません(笑)ぜひ劇場で確かめて欲しいと思います」と期待の残るコメントも寄せている。
さらに、ジュディとニックが、クオッカのセラピスト、ドクター・ファズビーが開くパートナーセラピーに参加している場面から始まる映像も公開。そこにはゾウとネズミ、シカとスカンクといった、刑事のバディも参加し、どのバディも上手くいっていない様子。ジュディとニックは、警察官として正式なパートナーとなり1週間だが、同様にギクシャクしている模様。
そんな中、スイギュウのボゴ警察署長から“ある任務”を任されることに。資料の中には、ゲイリーの写真が。そして、ズートピアの要人が集まる豪華なパーティ会場に、ゲイリーが現れ大混乱に。ゲイリーを追跡するジュディとニックだが、追いかけて透明な水道管を進んだ先に、滝つぼが現れる。ズートピア最大の危機を前に、ジュディとニックの絆もこれまで以上に試される大冒険を予感させる映像だ。
併せて公開されたビジュアルでは、ジュディ、ニック、ゲイリーをはじめ、様々な動物たちが入り乱れ、ズートピア中を巻き込んだ大騒動を予感させる。

『ズートピア2』は12月5日(金)より公開。


