シリーズ最新作『カラダ探し THE LAST NIGHT』から、眞栄田郷敦のコメントと場面写真が解禁された。
主演・橋本環奈とともに、前作からの続投が発表されている眞栄田郷敦。眞栄田演じる高広は、かつて明日香(橋本環奈)らとともに“カラダ探し”に参加し、“赤い人”に立ち向かった経験を持つ。幼なじみであり、秘かに想いを寄せていた明日香が、“カラダ探し”を終えた翌日、この世から忽然と姿を消してしまったことで、高広は3年間、明日香を探し続けてきた。
そのため、かつての爽やかな高校生から一転、本作では影を背負った青年へと変貌を遂げている。そのビジュアルの変化も含め、彼が物語にどのように作用していくのかにも注目が集まっている。

眞栄田自身も前作については「新しい自分として挑んだターニングポイントとなる作品で、すごく思い出深い」とふり返っているが、本作での高広については「話しの中では描かれていない3年間があり、その中で高広が経験してきたことを踏まえると、やはり前作とは見た目も含めて一風変わった様子をまずは大事にしたいな、というのを思っていました。そこから“カラダ探し”を進めて、自分の目的を達成していく中で、本来の自分を取り戻しに行くという変化の部分も意識しました」とその変化について明かす。
脚本を読んだ際の第一印象については「シンプルイズベストでスッと入ってくる話でしたね。テンポ感もすごく良くて、読んでいてワクワクする作品」と魅力を語り、「前作と比べてかなり感情面での変化や、芝居が大事になってくる部分も多かったので、2つの要素ですごく見応えのある作品です」と自信をのぞかせる。

また、本作ならではの特徴について「やはり遊園地が舞台になっているのは大きいですよね。すごく雰囲気も良いですし、スケール感は増してるんじゃないかなと思います」と、アクションやエンタメ要素がパワーアップしている点をアピール。
そんな撮影現場はスケールアップしたアクションはもちろん、高広の複雑な感情の変化を表現することにもやりがいを感じたとふり返る一方で、「すごく長い台詞があったので、NGを出してしまっても許されるようにご飯をおごりました、NG出しても許してねって(笑)」と、共演者たちとの現場での微笑ましいエピソードも明かしている。
今回“カラダ探し”を共にする新たなメンバー(櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明)の印象については、「現場が初めての子もいれば、僕より十何年芸歴の長い大先輩の福さんもいればで複雑ではあったんですけど、でも本当に皆さん凄くやる気に満ち溢れていて、すごく責任感の強い方々ばっかりで、今回はそんなに感情をぶつけたりとか、そういう繊細な芝居をガッツリやるのは少なかったんですけど、また一緒に仕事したいなって思えるメンバーでしたね」と信頼を寄せ、「前作のメンバーもすごく仲良くやってたんですけど、今回も5人がすごい仲良くて、青春感溢れるシーンも多いんじゃないかなと思うので、その辺は懐かしいなと思いました」と前作を懐かしみつつ、本作の現場の雰囲気の良さを語った。

併せて解禁された場面写真には、フードを被りどこか怪しげな現在の高広の姿や、明日香との思い出のアイテムであるネクタイピンを見つめる印象的なカットも。ふたりの関係性の行方、そして高広の胸の内に何があるのか…観る者の想像を掻き立てるカットとなっている。
『カラダ探し THE LAST NIGHT』は9月5日(金)より全国にて公開。


