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70年代NYの街並みを再現!リモノフと恋人の蜜月シーン『リモノフ』本編映像

ベン・ウィショー主演『リモノフ』より本編映像と場面写真が解禁された。

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『リモノフ』© Wildside, Chapter 2, Fremantle España, France 3 Cinema, Pathé Films.
『リモノフ』© Wildside, Chapter 2, Fremantle España, France 3 Cinema, Pathé Films. 全 5 枚
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ベン・ウィショー主演『リモノフ』より本編映像と場面写真が解禁された。

『インフル病みのペトロフ家』『チャイコフスキーの妻』のキリル・セレブレンニコフ監督による本作は、20世紀後半を駆けぬけた悪名高き実在の革命家・リモノフを描く問題作。

この度解禁されたのは、リモノフと恋人エレナの愛の日々を捉えた本編映像。

ベン・ウィショー演じるリモノフは、ある日参加した詩の朗読会で出会った、場違いなほど華やかな美女エレナに一目惚れ。猛アタックの末、ついにはN.Y.にかけおちしてしまう。

今回解禁された映像は、略奪愛の果てに大いに愛の炎を燃え上がらせたリモノフとエレナが、LOVE&PEACEをうたう1970年代のN.Y.の街を闊歩しながら幸せな日々を過ごすさまが切り取られている。

背景に流れるのは、ベルベット・アンダーグラウンド&ニコが1966年に発表した不朽の名曲「Sunday Morning」だ。日曜の朝の静けさと、それに伴う不安や焦燥感を歌ったこの曲は、勢いでN.Y.に来たものの生活の不安や将来への焦燥感を抱えながらそれを打ち消すように愛し合う本作の恋人たちを示唆しているかのようだ。

恋人エレナを演じたのは、『戦争と女の顔』(19)で主人公の看護師を演じたヴィクトリア・ミロシニチェンコ。ロシアでの裕福な生活を捨ててリモノフと駆け落ちし、N.Y.での貧乏暮らしで彼を支えるためにモデルとなって持ち前の9頭身を大胆に晒し、退廃的な生活に身をやつしていく。

そんなアイロニックな魅力の危ういファッションアイコンとなったリモノフ最愛の恋人エレナを、目まぐるしい彼の人生に鮮烈な愛の化身として永遠に君臨するファムファタールとして描いた監督のキリル・セレブレンニコフ。ヴィクトリア・ミロシニチェンコの起用理由を「この役に必要な、”脆い一面”をヴィクトリアに感じたんだ。ベン・ウィショーとも極めて相性が良く、スクリーン上の最終的な結果も素晴らしいものになった」とカンヌ映画祭の記者会見で語った。

撮影の初日は2人の情熱的なラブシーンだったが、ほぼ初対面だったにも関わらず、インティマシー・コーディネーターのフィリーヌ・ヤンセンスを入れたおかげで問題なく撮影が進んだという。

『リモノフ』は9月5日(金)より全国にて公開。



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《シネマカフェ編集部》

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