「ハリー・ポッター ショップ 原宿」オープン記念イベントに合わせて、ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンが緊急来日。さらに、シリーズファンでドラコ・マルフォイ推しの「timelesz」松島聡もお祝いに駆け付けた。
日本初の旗艦店となる「ハリー・ポッター ショップ 原宿」が明日、原宿表参道沿いにオープンする。限定グッズや魔法ワールドの魅力が詰まったアイテムに加え、バタービールや限定フードが楽しめるバタービールバーや、カエルチョコレートをモチーフにしたフォトスポットなどが登場する。
今回イベントに登場した松島は、「推しの“スリザリン”の要素を、僕の私服のテイストに取り入れてみました。胸元のバッジは自前です!」とコーディネートのこだわりを紹介し、「『ハリー・ポッター』のイベントには、基本コスプレで行くタイプなので、ファッションを通じて、ファン同士で盛り上がれるのも楽しみ方のひとつです」と笑顔を見せた。
特に好きなキャラクターを聞かれ、「マルフォイ」と即答した松島は、「年齢を重ねるごとに作品の見え方が変わっていって、最初はハリーが好きだったけど、段々とマルフォイの人間性に惚れていきました。ヒールだけど憎めない、闇落ちしきれない、人間的な弱さを見せる瞬間が僕のに刺さりました」とトークを展開。
するとそこへ、トム・フェルトンが登場。松島とハグを交わし、「日本は大好きな国なので、こうしてまた迎えてもらえて嬉しいです」と喜びを表現。スタジオツアー東京の開業以来、2年ぶりの来日となったトム・フェルトンは、「東京にハリー・ポッターショップがオープンすると聞いて、心から祝福します。また日本に来ることができて、日本の皆さんと再会できて嬉しいです」と語り、松島のコーデに「お揃いで来ればよかった」とユーモアを交えて称賛した。

そして店内を一足先に楽しみ、改めてシリーズの魅力について問われると、「ファンタジーを被ったヒューマン作品。最初はファンタジーの世界観に憧れて素敵だなと思っていたんですが、実は人生や社会の核心に触れるテーマが多く、人として考えさせられる部分がたくさんあります。大人になるにつれて関わる人や自分の人生観が変わっていく中で、『ハリー・ポッター』を観返すと価値観が変わったり、小さく思えていたことが大きく感じられたり。逆に今の時代だからこそ、センシティブにならなければいけない部分にも気づかされます深掘りすればするほど、沼っていくようなメッセージ性や物語の重厚感に惹かれました」と熱く語りると、これにはトム・フェルトンも「本当にその通りだと思います。これほどを惹き付ける物語やウィザーディング・ワールドは他にない。今もなおたくさんのファンが魅了され続けていることを関わった身として誇らしく思っております」と深く頷いた。
また約9年前、トム・フェルトンのサインをもらうために、6時間並んだエピソードを披露。「『トムさんみたいな俳優になりたい』と伝えたら、『君はオーラがあるから、想いを願い続ければなれるよ』と言ってくれました。実っております!この時間がずっと続けばいいのに…」と再会に感無量の表情を見せ、トム・フェルトンも「前回お会いした当時の魅力は今も変わりません。松島さんがこの数年で成し遂げたことを聞き、とても誇らしい。活動を通して、世界に愛やポジティビティー、そしてエンタメの光を届けていると思います。僕の“友人”として誇らしいです」と返答した。

ほかにもこの日は、松島が「今日は想いを伝えたい」と、トム・フェルトンへの手紙を朗読したり、トム・フェルトンからはスリザリンのTシャツをサプライズで贈られたり。締めくくりには、バタービールで乾杯する一幕もあった。

