“シルバー世代のシェアハウス”を舞台にした話題の小説「終活シェアハウス」をNHK・BSプレミアムドラマとしてドラマ化。城桧吏がNHK連続ドラマ初主演を務め、10月19日より放送する。
お人よしで流されやすく、就職活動も苦戦中の主人公・速水翔太(城桧吏)は、将来のビジョンが全く見えないまま。かわいい恋人・林美果(畑芽育)はあきれ気味。

けれどそんな2人に転機が。ある日、ひょんなことから、めちゃめちゃ元気な68歳の女性3人=歌子(竹下景子)、瑞恵、厚子が住むシェアハウスの雑用係に、翔太が採用される。
人生の酸いも甘いも知り尽くした女性たちとのルームシェアはあまりに楽しく、おいしい料理と“おばあちゃんの知恵袋”に、美果も翔太も感動しまくり。まさに青春のアディショナルタイム!――そんなポジティブシンキングな生活に、軽度認知症の恒子が加わり、いっそう絆は深まり…。
しかしそこには、高齢の女性たちが直面する問題も山積み。翔太と美果、歌子たちは力を合わせて、再就職や老いらくの恋、健康維持や立ち退きの危機に、明るく立ち向かっていく。
「若い人って意外と地に足ついてるのね。見直したわ」――「いやいや、年配者の開き直り、経験値、洞察力...ハンパないです」。
世代を超えてわかりあえる奇跡の融合……“ジェネレーション・ギャップ”ならぬ“ジェネレーション・インスパイア”の感動を描くヒューマンコメディが登場する。

楽しくて、おいしくて、ほろっとして、くすっとなる……“いま”をうまく生きられない、若い世代とシングルシニア女性たちが互いにインスパイアされて生まれる素敵なフュージョン。
主題歌には、友情をテーマに描かれた「DREAMS COME TRUE」の名曲「サンキュ.」が決定。今秋、御木本あかりの話題作が水橋文美江の脚色で新機軸のヒューマンコメディドラマを手掛ける。
キャスト陣よりコメント到着

城桧吏:作品を通して僕自身も成長していきたい
このたび、速水翔太役を演じさせていただける事を大変嬉しく思っています。
世代を超えて繋がるキャラクターたちや独特な世界観と、4人のオバサマ達のテンポ良い会話は、
台本を読んでいてとてもワクワクしました。
そして何に対しても前向きで楽しむことのできるオバサマ達の生き方にとても勇気をもらいました!
お人好しで真面目な翔太というキャラクターが、オバサマ達との出会いを通じて、振り回されながらもどのように影響され物語が進んでいくのか、
大切な翔太という役と共に、作品を通して僕自身も成長していきたいと思います。これからの撮影がとても楽しみです。
全世代の方に是非ご覧いただきたいです!
畑芽育:脚本を読みながら「私すぎる!!」
美果は、シェアハウスで暮らす60年来の同級生4人の女性たちから“今”を生きるための知恵を得て、輝かしく成長していく専門学校生です。
世代を超えた友情や翔太との恋模様、そして劇中にたくさん登場する美味しそうなご飯にもぜひご注目ください。
脚本を読みながら「私すぎる!!」と声を出して笑ってしまうほど、私自身に似た性格の役柄で、
翔太のことが愛おしくて堪らないのにも関わらず、ツンとしてしまう彼女のユーモア溢れる言葉選びや、テンポの良い掛け合いなど、これからドラマをご覧いただく皆さまからどのような反応をいただけるのか今からとても楽しみにしています。
放送までしばしお待ちください!
竹下景子:他愛のない、でも、かけがいのない絆です
企画書に「昭和前半生まれのベテラン世代」とあります。思わず明治生まれの祖母の顔と今の自分が重なって、ウフフと笑ってしまいました。いつも歳を忘れていただけに一気に目がさめた感じです。そして、小学4年生からの同級生何人かと10年来の交流がある私には、このシェアハウスでの生活がとても身近に感じられました。他愛のない、でも、かけがいのない絆です。
『食べることは生きること』は、私が参加している食料支援活動のキャッチフレーズでもあります。
食べることの大切さ。食べられることの幸せを思います。息子のような次世代の若者たちとも食を通して、愉しさは無限大。このドラマを観た後に、明日がちょっぴり楽しみになりますように。
素敵な共演者の皆様とともにシングルシニアを全力で生きたいと思います。
プレミアムドラマ「終活シェアハウス」は10月19日より毎週日曜22時~NHK BSP4K・BSにて放送(全10話)。

