長尾謙杜と山田杏奈が主演する映画『恋に至る病』の予告編が公開。主題歌は、3ピースロックバンド「Saucy Dog」の書き下ろし新曲「奇跡を待ってたって」に決定した。
本作は、ミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家・斜線堂有紀による同名小説の映画化。
公開された映像では、内気な男子高校生・宮嶺(長尾謙杜)と、学校中の人気者・寄河景(山田杏奈)の不器用で一途な初恋模様が映し出されていく。
しかし、「ふたりだけの秘密にしよう」という意味深なセリフと同級生・根津原(醍醐虎汰朗)の死によって、雰囲気は一変。宮嶺は「君は、僕のために人を殺したの?」という確信めいた疑惑に行き着き、まるで秘密を共有するかのように、景はそっと宮嶺の唇に人差し指を添える。
また、何かにハッと気づいた宮嶺の表情をきっかけに、切なさと疾走感、ピュアな恋模様が交錯する映像に呼応するように流れるのは、主題歌「奇跡を待ってたって」。2人の恋にそっと寄り添い、思いを繊細に代弁し、劇中シーンを感情豊かに想起させる楽曲が、作品の世界をさらに深く彩り、豊かにしている。
今回の主題歌について長尾は「すごくパワーのある曲だなと感じ、素敵な歌詞やバンドサウンドの中で石原さんの温かい声とハイトーンボイスが本当に印象的なのでたくさん聴こうと思います!」とコメント。
山田は「この主題歌を聴きながら、演じていたときよりも景と宮嶺をぐっと近い存在に感じていました。一言で形容しがたい景というキャラクターを思い出していたその瞬間、感情たっぷりに伝わってくる石原さんの歌声にどこか肯定してもらったような気がしました。映画を観終わった方はこの曲を聴きながらどんな気持ちになるだろうと、とても楽しみです!」と語った。
「Saucy Dog」の石原慎也(Vo/Gt)は、「自分だったらどうするかなと、とても考えさせられる映画だと思いました。主題歌も込みで作品を楽しんで頂けたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。
コメント全文
■長尾謙杜
この映画にすごくハマっていて、聴いたら映画の描写がふわっと出てくるような気がしています。
すごくパワーのある曲だなと感じ、素敵な歌詞やバンドサウンドの中で石原さんの温かい声とハイトーンボイスが本当に印象的なのでたくさん聴こうと思います!
撮影中に『Saucy Dogの楽曲がこの映画にすごくハマると思うんだよね』と監督やプロデューサーたちからお聞きしていたので、この映画のために本当に書いていただけて、すごく嬉しいです。
皆さんに映画はもちろん主題歌も愛してもらえたら嬉しく思います。
■山田杏奈
試写で完成した映画を観たあと、この主題歌を聴きながら、演じていた時よりも景と宮嶺をぐっと近い存在に感じていました。
一言で形容しがたい景というキャラクターを思い出していたその瞬間、感情たっぷりに伝わってくる石原さんの歌声にどこか肯定してもらったような気がしました。
映画を観終わった方はこの曲を聴きながらどんな気持ちになるだろうと、とても楽しみです!
■Saucy Dog 石原慎也
自分の大切な人が苦しんでいる時、僕は何が出来るかな。
その元凶からどうすれば君を救えるかな。
君を傷つけた存在を僕は許せるかな。
ひょっとしてほんの少し環境が違えば、自分も大きく道を踏み外してしまうかも知れない。
それを胸に生きていきたい。
もう誰も傷つかないように。
自分だったらどうするかなと、とても考えさせられる映画だと思いました。
主題歌も込みで作品を楽しんで頂けたら嬉しいです。
『恋に至る病』は10月24日(金)より全国にて公開。


