山田裕貴主演映画『爆弾』の主題歌に、宮本浩次(エレファントカシマシ)による書き下ろし楽曲「I AM HERO」が決定、リリックムービーも公開された。
本作は、爆弾の在りかを探す警察と犯人との取調室で行われる、先読み不能の謎解きゲームと、東京中を駆け巡る爆弾探しが、リアルタイムで進行する、極上のミステリーと超ド級のアクションが織り成す究極のエンターテインメント。

宮本が主題歌を担当するにあたり、永井聡監督と直接対話したそう。監督の本作への思いの強さと期待の大きさに心打たれたという宮本は、「『爆弾』で描こうとしている大きなテーマの一つは『本当の自分の声』だと私は思います。これこそ私たちが生きていく上で絶対に避けて通ることのできない恐ろしいテーマであり、永遠に未解決の問題でもある。そういう私なりの解釈を全力でこの曲『I AM HERO』に私は込めました」とコメント。
爆弾の存在を予告する謎の男・スズキタゴサク(佐藤二朗)と対峙する主人公・類家役の山田は、主題歌について「宮本さんが主題歌を担当されると伺った瞬間、直感的にタゴサクの顔が思い浮かびました。ところが、実際に“I AM HERO”“I AM HERO”と繰り返される歌詞を耳にしたとき、それはむしろ、自らを鼓舞しながら残酷で救いのない世界に立ち向かう類家の姿に重なって聞こえました。くじけそうな瞬間、背中を押してくれる楽曲ですし、映画『爆弾』を、爆発させてくれる力強いメッセージが込められている主題歌になっています。是非、映画と併せて楽しみにしていてください」と語っている。
そして、そんな楽曲の一端を味わえるリリックムービーも到着。舞台は、映画の重要シーンのひとつである取調室。画面いっぱいに躍る印象的なフレーズと、「映画『爆弾』」のロゴが視界を圧倒する。
『爆弾』は10月31日(金)より全国にて公開。


