『正体』監督の藤井道人、『帰ってきた あぶない刑事』監督の原廣利、Netflixシリーズ「イクサガミ」共同監督の山口健人らが所属する「BABEL LABEL」。その新世代レーベル「2045」が初の自主企画「2045 FILMS WORKSHOP vol.1」を開催、短編映画3本を制作する。
BABEL LABELは、これまでドラマや映画において数々の話題作を生み出し、日台合作映画『青春 18×2 君へと続く道』や映画『正体』を手掛けた藤井監督を筆頭に、気鋭のクリエイターが所属するコンテンツスタジオ。

今年3月には20代のクリエイターを中心に、若手が挑戦できる場として新レーベル「2045」を発足。「2045」というレーベル名は、AIが人間の知能を超えるとされるシンギュラリティ(技術的特異点)が到来するとされる年に由来し、人間としてクリエイティブに挑戦する思いが込められている。
この度、「2045」による「2045FILMS WORKSHOP vol.1」の開催が決定。

今回のプロジェクトは、同社が設立初期に実施していた「BABEL LABEL WORKSHOP」のリブート企画であり、若手クリエイターが実践を通じて成長する場を創出することが目的。
参加費無料のオーディションを行い、選抜された役者と監督でワークショップを開催し、30分の短編映画を3本制作、完成作品は3本同時上映として劇場公開を目指す。
出演者募集期間は9月14日(日)18時まで。オーディションは10月4日(土)実施予定となっている。

記念すべき第1弾では、3名の若手監督が決定。短編映画『東京逃避行』で第2回東京インディペンデント映画祭グランプリを受賞し、長編デビュー作を控える新鋭・秋葉恋、上智大学文学部在学中で幼少期より演劇を始め、YouTubeチャンネル「光のなかにいるね」を発表し注目を集める龍村仁美、日本大学芸術学部映画学科在学中で短編映画・MVを含め7作品を手がける期待の若手・吉村美雲が名を連ねる。
コメント到着
◆藤井道人(エグゼクティブプロデューサー)
15年前の2010年、無名の映画青年だった私たちは、ワークショップを通じて沢山の仲間と出会い、30本を越える短編映画を制作し、自主公開した過去があります。決して恵まれた環境ではありませんでしたが、あの経験は、間違いなく私たちのインディーズスピリッツの原点であり、青春でした。
2045のクリエイターたちならきっと私たち以上の化学反応を起こしてくれるだろうと期待しています。
是非たくさんの俳優部の応募お待ちしております。
◆秋葉恋(監督)
ワークショップを行い、撮影をする。この最大瞬間風速を持ちながら駆け抜けるような制作に今からワクワクしております。新たな出会いや経験、発見を共に見つけられますように私も尽力致します。
そして、この熱量を。映画館で浴びるように感じられる作品にできますように、共に駆け抜けて頂けたらと思います!素敵になりますよう、どうぞよろしくお願い致します。
◆龍村仁美(監督)
私は自分が何かを作る時、その根底にあるのはいつも人との関わりだと思っています。
出会い、会話をし、感情がずっと残り続けるように。まだまだ発展途上の私たちですが、
私たちだけの視点で、共に成長し、同じ光に向かって歩いて行ける人と出会えることを願っています。
そして、大好きな映画が、映画館が、いつまでも残り続けるように、届くべき人に届く作品を作り上げていきたいです。よろしくお願いします。
◆吉村美雲(監督)
ワークショップ型で映画をつくるのは初めてなので、大きな期待とワクワクした気持ちで参加します。
映画づくりにおいて、人との縁は欠かせない大切な要素です。
今回の機会を通して、互いに刺激し合いながら縁を結び、より良い作品づくりに繋げたいです。
共に学び合い、成長できる新たな出会いを心から楽しみにしております。
よろしくお願い致します。
「2045 FILMS WORKSHOP vol.1」完成映画は2026年、劇場公開予定。
