『ジョン・ウィック』製作陣によるハリウッドリメイクも決定している注目のインドアクション映画『KILL 超覚醒』よりポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
世界各国の映画祭を熱狂させた本作は、ノンストップで疾走する寝台列車を舞台に、偶然乗り合わせた特殊部隊の最強戦士と、総勢40人の最凶強盗一族との死闘の行方を描くバイオレンス・アクション。

この度解禁されたポスタービジュアルでは、途中停車なしの特急寝台列車の中、特殊部隊員のアムリト(ラクシャ)が鎖片手にこちらを見つめる様子が捉えられている。
アムリトの前に立ちふさがるのは、凶器を手にした武装強盗団。果たしてアムリトは乗客を守り切れるのか?

さらに併せて場面写真も解禁。ラクシャ演じる主人公アムリトの勇ましい表情や、インドでダンサーとしても活躍する俳優ラガヴ・ジュヤルが演じる本作最強の敵、武装強盗団一族40名の若きリーダー・ファニ、列車内を逃げ惑うアムリトの恋人トゥリカ、他にも強盗一族やトゥリカの家族など、様々な人間模様が伺える場面写真となっている。

本作はニキル・ナゲシュ・バート監督が、自身の若き頃の実体験からのインスピレーションを基にオリジナル脚本を執筆した。インドでは武装した強盗団を“ダコイト”と呼ぶが、ニキル・ナゲシュ・バート監督が大学時代に乗った長距離列車がダコイトに襲われたのだ。

ニキル・ナゲシュ・バート監督は、「私が乗った列車が暗闇を切り裂くように進んでいた夜、ダコイトが乗り込んできたことがありました。奇妙なことに、私が穏やかに眠っている間に、隣の車両では乗客の荷物が奪われていたのです。そのとき自分が何も気づかなかったことに、何年間も罪悪感に苛まれました」と明かす。

この驚くべき経験はすぐには形にならなかったが、実際の脚本は2019年11月から2021年8月まで1年10か月を費やして書かれ、監督は劇中のすべての戦闘シークエンスを詳細に描き込んだという。
『KILL 超覚醒』は11月14日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

